RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

錯覚美術館@淡路町 2013年4月13日(土)

ひょんなことから当該館の存在を知り、
TWS』から足を延ばして初訪問。

場所は【淡路町】の交差点から【昌平橋】方面に向かった
最初の角を左折、
50mほど行ったビルの二階に入り口があるのだが、
特に目立つ案内も無く、
加えて、主催である『明治大学』の施設表示が前面に出ているため、
階段の踊り場に在る、

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この看板を見過ごしてしまうと、
辿り着くのに難儀するだろう。


また、開場日時も相当に変則で、
毎週土曜の10:00~17:00(のみ)と短く
訪館時には注意が必要。

とは、言うものの、
入場は無料であるし、
ここ
ここを含めて、
碩学の成果を色々と社会に還元して行こうとする
当学の姿勢には頭が下がるし、
有り難いことだと思う。


で、肝心の施設自体はと言うと、
雑居ビルの一室を使った
かなり過少な
十五畳程度のスペース。

そこに、解説をしてくれる
数人の(おそらく、研究室の)男女学生さん、
加えて、思いの外来場者が多く、
親子連れ、カップルで犇めきあっている。

自分みたいに、いい歳をしたおぢさんが
独りでふらりと来る場所でも無いし、
また、複数人の方が、楽しみも
いや増すだろうね。


とは言うものの、

イメージ 2


こう言った本を買うくらい「錯覚」については興味アルし、
エッシャー』も勿論大好きなので、
かなり楽しませてもらった。


なによりも、映像でしか見たことの無い
立体物が、(手作り感満載ではあるものの)実際に
眼の前に置かれると、そのインパクトは強烈。

成る程、こ~ゆ~ことになってるんだねぇ、と
感心することしきり。

「不可能立体」についてもそうなんだけど、
〔蛇の回転〕と題された錯視作品
眼の前にすれば、
軽い眩暈にも似た、不思議な経験を体感できること請け合いで、
個人的には一番のおススメだ。