RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

もつ福@新橋:もつ鍋

例によって【新橋】界隈を渉猟していた時に、
【西新橋】の横道に入った地下に
何やら繁盛している店を発見した。

後で確認したところによると、
グループに属するチェーンの一店ではあるようだが、
その賑わい方は、かなりのもので、
19:30頃の入店で、店内はカウンターを除いてほぼ満席。
予約も入っている様で、二時間の制限付きの可能性を示唆されつつ
入店可となる。

途中入って来たフリの客が諦めて帰ったり、
宴会が二回転していたりと、
いやはや時節ではあるものの、
相当な盛況である。


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《お通し》
良い漬かり具合の《浅漬け》と
《味噌》。
味噌は漬物に付けても良いし、
後からのオーダー品に添加しても善しと、
汎用度が高い一品。

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《ざる焼、鶏塩麹》556円
流行の塩麹に釣られたわけではないけれど。
鶏は軟らかいのに、味が濃く、
さっと付けられた焼き目も芳ばしい。
供し方も洒落ている。

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《燻製カマンベール》451円
良い色に燻され、
香りも上々。
それでいて、とろりと蕩ける軟らかさは、
クラッカーに乗せて食べるに最適だ。

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《とんたん炙り刺》556円
豚の舌、
こりりとした食感は独特。
葱たっぷりも嬉しい。

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《インカの目覚め》483円
特色のある芋の色は
カレー粉を振り掛けた様だが、
実は違う。
甘みと、旨味が、火を通すことで活性化する。

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《もつ鍋》1,250円
味は塩。
これで二人前。
スープは、素材の旨味が溶け出す前から
そこそこ濃厚。
勿論、これだけでは足りずに、野菜やら豆腐やら
もつやらを、順次追加して頂くのだ。

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《切り落としめんたいこ》556円
これは量がたっぷりと嬉しい。
辛いモノは基本苦手だが、
これなら幾らでも食べられる不思議。

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《辛子冬蓮根》483円
予想を大きく裏切るビジュアル。
てっきり蓮根の穴の中に
辛子が埋まっているオーソドックスなスタイルを
想定していたもんだから・・・・。
でも、適度な辛さで、上々の味わい。

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《淡路産、丸ごとタマネギ》378円
血液を綺麗に
なぁんて思ってはいないけれど、
仄かな甘みに加え、
さらしたスライスを食す時に
良く使う、鰹節を振り掛けるのが
暖かい玉葱にも意外と合うんだな。

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下仁田ねぎ黒焼》483円
表面は真っ黒だが、
中は意外とほくほく。
辛味も無く、するすると胃の中に納まって行く。

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《饂飩》
〆にと思って、二人前をオーダー、投入。
捻じれのある太麺で、コシもしっかり
歯応えも手強い。
しかし、好きだなぁ、こ~ゆ~のって。

が、それだけでは足りずに、

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《おじや》
を追加。
これで二人前、玉子も溶かれ、
刻み海苔がちょこんと盛られている。
饂飩は、出汁の旨味を絡めて、さっと食べる流れだが、
こちらは芯まで、じっくりと沁み込ませて味わう。

いやぁ、お腹が膨れたし
カラダも暖まった。


で、ビールを一人六杯強呑んでの御代は、
三人〆て、20,540円。

自分達にとっては、
かなりのC/P店との位置づけ。

ただ、帰り際に、店の人に確認したところ、
通常の1.5倍強の払いだったそうだ。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。
再訪アリで。