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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京藝術大学 大学院美術研究科博士審査展@東京藝術大学大学美術館 2012年12月22日(土)

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毎年楽しみにしている当該展
なのだが、今年は何時もと雰囲気が違う。

出展数が相当に少ないのだ。
なので、常であれば、作品が並んでいるスペースも、
しらっと、空いた空間になっており、妙に寒々しい。

その分、ゆったりと、並べ・懸架されており、
大き目の作品も多いのだが、
何と無く薄い印象を受けてしまう。

また、映像やインスタレーションに類してものが多い事も、
そう感じる背景になっているかもしれない。


中には『小塚照己』のような、トンデモナイ労力の作品や
『陳秋榮』の「えっ、これ漆ですか」と驚かせておきながら、
正統な乾漆をわざと崩して見せるものもあるのだが、
若冲』の〔鯉鯰図〕を観れたことが
何と無く儲けものに感じてしまう。


そう言えば、入場者数も例年より
かなり少なかったのは、天候のせいだけだろうか。

会期は~25日(火)まで。