RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

紅蠍  RED SCORPION@虎ノ門 2012年12月20日(木)

この寒空にも拘らず『港屋』の前には
十人以上の行列。

それを右手に見ながら、
脇の道へと進む。

前回の訪問時には、真夏の昼下がりと言うのに
当該店の前にも五人程度の並びが出来ていたため、
すんなりと諦めた経緯がある。

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ガラス越しに中をのぞくと、おや
思いの外、空いている。

13:05の入店で、
L字型十席程度のカウンターに先客は二。
ラッキーだ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は六。

券売機は入り口左手。

《坦々麺》がウリの店だが、
辛みの無い 油そば を、
更にトッピングで 温泉玉子 と
大盛り ボタンが見当たらないので、特盛り を食することにする。

値段は880+80+100で1,060円。

食券を、係りのオバサンに渡すと、
ちょっと驚いた様な素振りを見せる。
なんだろう?

席にコシを下ろし、周りを見渡すと、ナント
「大盛り無料」なる張り紙が、
入り口の戸に、二箇所も貼ってある。

しまった~。見逃した~。
先ほどのオバサンの反応は、
これだったのね。

食べ切れないほど大量な麺が出てきたら
どうしよう、どきどき。


先に、「肉味噌モヤシです。
良く混ぜてお召し上がり下さい」と、
小さい鉢が出される。

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しかし、辛さの度合いが判らないから、
迂闊に手を出す訳には行かない。
ここは我慢である。


次いで、相当に大きな丼が、
目の前に置かれる。

「底に、汁が入っているので、
よ~く混ぜてお召し上がり下さい」

これが、噂の大きな容器。
どんなに大量の麺が入っているんだろう・・・・・。


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あ、思ったほどぢゃあないや。
これなら全然いけちゃう。
茹で前で400gは無い感じ。


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麺は太平捩れ。厚みあり。
じゃあ、先ずは、よ~く、混ぜますかね。


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はい、出来ました。
それでは、頂きます。

表面は饂飩の様につるるんとしているが、
噛み応え、コシ、むっちりした芯は
ラーメンならではのモノ。
いい感じに、胃の腑にに収まって行く。
喉を滑り降りる時に、
仄かに麦が薫る。

味付けには、
さほどの強さは無い、
どちらかと言えば、優しささえ感じてしまう。


トッピングは白髪葱、小口の青葱、チャーシュー。

チャーシューは角煮状のものが三個。
摘み上げると、フルフルと振るえるほど軟らかい。
濃い味だが、この商品にはあっている。


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途中、トッピングの温泉玉子を投入し、
更に混ぜ、
先の肉味噌モヤシを、半分ほど直に食べてから、
丼内に投入、
よ~く混ぜる。

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これが、最終形態。

しかし、この肉味噌、思ったほど辛くなかった。
自分でも余裕で食べられる。
でも、モヤシが生なので、
食べ易さの点では難がある。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

当然の様に、厭きずに最後まで食べきった。
お腹が膨れた。
でも、ちょっと高かったかな。

次の機会には
ジャージャー麺》だな。