あれぇ、此処は確か『黒船』が在った場所じゃあないか?
ちょっと残念な一軒目の呑みを早々に切り上げ、
〆のラーメンで小腹を満たそうとうろついていた時に、
【日比谷通り】添いの、煌々と灯る明りに
蛾の様に誘われてしまった。
〆のラーメンで小腹を満たそうとうろついていた時に、
【日比谷通り】添いの、煌々と灯る明りに
蛾の様に誘われてしまった。

店内はL字型、十三席のカウンター。
二人掛けのテーブルが三卓。
うっすらとした記憶だけど、
ほぼ内装は変わっていない感じ。
二人掛けのテーブルが三卓。
うっすらとした記憶だけど、
ほぼ内装は変わっていない感じ。
21:30の入店で先客はゼロ。
しかし、食べ終わって出る頃には、
カウンターが一席おきに埋まる
六人の来客で、そこそこ繁盛しているではないか。
しかし、食べ終わって出る頃には、
カウンターが一席おきに埋まる
六人の来客で、そこそこ繁盛しているではないか。
券売機は入り口左手。

店内の貼り紙を見渡しても、

どうやら盛りの良さがウリの店の様だ。

店内の貼り紙を見渡しても、

どうやら盛りの良さがウリの店の様だ。

麺は中太ストレート。
しかし、意外と量が無い。
これでホントに、茹で前で300gか?
公称に疑いを持ってしまう。
表面は滑らか。むっちりとした歯応え。
啜り具合も上々なのだが、
何と無く味がぼやけていて、
食べている感動が無い。
これは困った。

つけ汁は豚骨魚介。
かなりの粘度。
しかし、粉で付けた様な不自然な濃度で
何と無く違和感がある。
魚と豚の両方の味が、中和して
特徴が無い。
更に困った。
勿論、麺への絡みは抜群なのだが・・・・。
あと、僅かに、独特の旨味も感じられる。

デフォの具材は、別添。
チャーシュー、メンマ、海苔の上に魚粉、葱、柚子。
チャーシューは乱角が三個。
思いの外、軟らかい。
味もしっかりと付いている。
思いの外、軟らかい。
味もしっかりと付いている。
メンマは太く短く、濃い色と味。
歯応えは良く、悪くない。
歯応えは良く、悪くない。
柚子の千切りが
これだけどっちやりと添えられているは異色。
全部を一時に投入すれば、さすがに香りは良い。
これだけどっちやりと添えられているは異色。
全部を一時に投入すれば、さすがに香りは良い。

メニュー名にもあるトッピングのチャーシューは
大人の掌大、厚みのあるものが三枚。
しっかりとした味付け、肉らしい味わい。
何とも剛毅な盛り付けだ。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
値段を勘案すれば、
本来なら、もっと高評価なんだろうけど、
なんか、こう、食べている喜びが得られないというか・・・・。
全体的に、各パーツのほんのちょっとづつが欠損している様な、
奇妙な一杯。
値段を勘案すれば、
本来なら、もっと高評価なんだろうけど、
なんか、こう、食べている喜びが得られないというか・・・・。
全体的に、各パーツのほんのちょっとづつが欠損している様な、
奇妙な一杯。