RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 金椋@九段下 2012年12月14日(金)

一風変わったまぜ麺を出す店がある
との噂を聞きつけての訪問。

【5番出口】から【目白通り】を【飯田橋】方面に
50mほど歩いた右手。

イメージ 1


店内は六席のカウンターに
四人掛けのテーブルが三卓。
しかし、このテーブルの壁側の椅子が
随分と座りにくい。
多分、以前の飲み屋の内装を
そのまま居抜きで使っているのだろう。
長時間座ることを想定していない、
立ち飲みや然とした造り。

12:40の入店で先客は十。
その後、食べ終わって出るまでの来客も十人くらいあり
かなりの繁盛振り。

軒先の看板と券売機を確認すると・・・・、
あったあった、これだ。

イメージ 2



食したのは、アボカドと彩り野菜の混ぜらーめん。
これに、大盛り券も追加する。
値段は780+100で880円。


食券を渡し、待つ間に周りを見渡すと、
食べ方の指南書が目に付いた。

イメージ 3


ふむふむ、こんな感じの商品なのね。


暫く後に供されたのは、

イメージ 4

うわっ!翡翠色だ!!
薄緑色のカルボナーラみたい。
全体がアボカドの薄い緑に覆われている。
中央部にはバジルがまぶされた
トマトを主とした野菜類がトッピングされている。
添えられた櫛形に切られた檸檬の黄、
半分に切られた煮玉子の淡いオレンジ色も相まって
見目麗しい。

どれどれ、それでは、先ずは麺からと
数本を引き抜こうとするが
絡み合って、上手く持ち上がらない。

ムリに持ち上げ様とすると、
纏っているアボカドが飛び散りそうで、
これは食べるのに難渋するなぁ。

完璧に混ざっているから、なのだが、
パスタの様に、フォークの方が食べ易いんじゃあ
ないだろうか。

なので、中途半端に引き上げ、齧り付く様に吸い上げる。

麺は中平ストレート。
僅かに厚みあり。
芯までは、むっちりとした歯応え。
量もたっぷりある。

『染谷製麺』の麺箱が、カウンター内に積まれている。


最初はそのままを頂く。
ううむ、アボカドの味である。
素材の塊も、そこここに散見される。

で、次に野菜類を混ぜながら食せば、
ほう、トマトや玉葱に加え、
バジルとなどで味が微妙に変化する。
いいね、これ。

中途で檸檬を絞り入れるが、
これは酸味がかなり強い。

洋風を意識しての選択だろうが、
もっと柔らかい味の柑橘類の方が
合うような気がする。


イメージ 5


具材は、チャーシュー、玉子、海苔。

チャーシューは子人の掌大、厚みのあるバラ巻が一枚。
薄味。軟らかく煮上がっている。

玉子は半分。黄身が蕩けている。

海苔は10cm四方が一枚。
指南書通り、包んで食べると・・・・、
まぁ、これはこれでアリ、か。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

いやはや、物凄い変化球の一品。

なまじ美味しいのだが、
「超ヘルシー」と書いてあるけど、
これだけアボカドを使ったら
かなりの量の油を感じると思う。
事実、腹持ちは良かったし。