本日が初日の故か、
席数284と、かなり大きめの【CINE 5】は、
九割がたの入り。
端の方に、若干の空席が認められる程度の盛況。
席数284と、かなり大きめの【CINE 5】は、
九割がたの入り。
端の方に、若干の空席が認められる程度の盛況。
客層は、やや高齢のカップルが多いかな。

この時以来、
四年振りにスクリーン上に姿を見せた『クリント・イーストウッド』は、更に老いて、
皮膚には大小様々な皺が刻まれている。
しかし、自分の老化を表に出すことで、
俳優と役が一体化して見えるのが素晴らしい。
四年振りにスクリーン上に姿を見せた『クリント・イーストウッド』は、更に老いて、
皮膚には大小様々な皺が刻まれている。
しかし、自分の老化を表に出すことで、
俳優と役が一体化して見えるのが素晴らしい。
しかしそんな彼も、寄る年波には勝てず、
眼は霞み、
車庫から愛車を出すにも一苦労。
加えて排尿も困難、
足元も覚束ない。
チームの首脳陣は
来期以降の契約継続に懐疑的になっている。
眼は霞み、
車庫から愛車を出すにも一苦労。
加えて排尿も困難、
足元も覚束ない。
チームの首脳陣は
来期以降の契約継続に懐疑的になっている。
そんな折、『ガス』に眼の病気がある疑いが出、
それを知った娘『ミッキー(エイミー・アダムス)』は
法律事務所の共同経営者に抜擢される瀬戸際であるにも拘わらず、
昔そうしたように、父親の旅に同行する決意をする。
それを知った娘『ミッキー(エイミー・アダムス)』は
法律事務所の共同経営者に抜擢される瀬戸際であるにも拘わらず、
昔そうしたように、父親の旅に同行する決意をする。
実は彼女は、過去のある出来事が原因で、今は父親とは不仲になっている。
しかし、この旅が、二人の間のしこりを
次第に解きほぐして行く。
次第に解きほぐして行く。
しみじみとした余韻が残る良い映画だ。
敵対する、コンピューターを駆使するスカウトマンが
若干ステレオタイプに表現されれているきらいはあるが
(だって、実際、こんな間抜けなことはしないでしょう、
億単位の金が動くんだから)、
物語の流れはスムース。
若干ステレオタイプに表現されれているきらいはあるが
(だって、実際、こんな間抜けなことはしないでしょう、
億単位の金が動くんだから)、
物語の流れはスムース。
MLBや、過去の彼の地のショウビズの知識が無いと
科白には若干付いて行けないけど、
全体の楽しみを奪うほどではない。
科白には若干付いて行けないけど、
全体の楽しみを奪うほどではない。
前作では、疑似的な親子関係が前面に出ていたわけだが、
今回は血を分けた肉親との諍いと融和が丁寧に描かれる。
今回は血を分けた肉親との諍いと融和が丁寧に描かれる。