RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

あら焚き豚骨 あらとん@北大前(札幌)

最近同地では《えびそば》が流行りとのことで、
またまたタクシーを飛ばし『麺のひな詩』に向かう。

ところが店頭のシャッターが降り、
フェアーに参加中でお休みとの貼り紙が・・・・。
お~、の~。

ならばと、タクシーを捉まえ向かったのが
標題店。

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店内は七席のカウンターと
二人掛けのテーブルが一卓。

12:30の到着で店内は満席だったが
運良く先客の家族連れが食べ終わって退店。
空いた席にうまく滑り込む。ラッキーだ。
その後も次々の来客で、店内に待ちの屯ができる。
凄い繁盛だが、席数も少ないしなぁ。


券売機は入り口右手。

食したのは、あらとん醤油ら~めん。
値段は700円。
普段は熱い汁ものは忌避しているのだが
突然の寒気に、ここはカラダを温めておかねばと
選択。
勿論、メニューには《つけそば》があるので、
普段だったら、絶対そちらを選んでいるだろう。


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麺は太縮れ(汁もの基準)。
『ニ郎』インスパイア系を彷彿とさせる力強さ。
黄身掛かり、加えて、ぽくぽくしながらも
むっちりさと、ぷっちりさを兼ね備えている
特色のある噛み応え。
好きだわ、これ。
しかも量が、そこそこあるし。
啜り心地も良好だ。
『カネジン食品』の麺箱が
厨房内に置かれている。

札幌独特の玉子縮れ麺を使い
『二郎』系の麺の特色を上手く再現している。


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スープは醤油。
かなり濃く茶濁している。
また、脂の粒子も点々と浮かぶ。
濃密な魚の香りが、むわっと
立ち上がって来る。
豚骨をベースに魚のアラが添加されている様で、
臭みは無いものの、内臓系特有の薫りと味が
むんむんと舌・鼻を刺激する。
いいね。
ただ、好き嫌いが相当はっきりするだろう。


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具材は、チャーシュー、メンマ、葱。

チャーシューは大人の掌大
厚みもあるものが一枚。
しっかりと味付けされ
しかし肉らしい歯応えも残る

メンマは薄い色と味付け。
軟らか目に処理されている。

葱は内臓系の料理には付き物だよね。
削ぎ切りにされ、たっぷりと盛られて、
予想通りスープに合う。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

口の周りが、かなり魚臭くなったけど、
個人的には素直に美味いと思った。

【新宿】にも出店するらしいけど、
まるっきり同様のレシピで勝負するんだろうか。

【大森】の『弟子屈』は残念な結果だったが・・・・。