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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

篠山紀信展@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery 2012年10月27日(土)

「オペラシティ」での展示と期を同じくしての、
篠山紀信』の個展である。
点数は少ないながらも、ヌードを主体とした
モノクローム三つの作品群
極めて鮮烈。

会期は、~11月12日 (月)まで。

来場者が少ないのも、
鑑賞には有り難い。

〔BASARA〕~海外の少女を扱った
〔Twin〕~二組の双子の女性ヌードを扱った作品
群と共に、強烈な印象を残すのは
カルメン・マキ〕のそれ。

当該写真が発表された1969年はと言えば、
〔時には母のない子のように〕がリリースされヒット、
押しも押されぬ売れっ子であった筈。
一方で、その豊満な裸身を、大胆なシュチュエーションの下、
シャッターの前に晒している。

宮沢りえ』の時もそうだったけど、
アートは時としてセンセーショナリズムも内包し
また、時代に添っていることが
頗る重要なのだと
改めて気付かされる。