RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

EXHIBITION C-DEPOT2012 TOKYO-YOKOHAMA@横浜赤レンガ倉庫1号館 2012年10月7日(日)

ここでの展示がかなり良かったので
押取り刀でこちらにもやって来た。

なんと言っても会期は~10月8日(月・祝)。

急がないと、間に合わんからな。

おりしも、【赤レンガ】界隈は「オクトーバーフェスタ」で
ビールの香りが充満、
周辺は酒飲みで溢れている。

ビール好きとしては、ついふらふらと立ち入ってしまいそうだが、
今日の目的はそこには無い。

脇目もふらず、展示会場に向かう(ちょっと悔しい)。

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外の喧騒をよそに、館内はかなり閑散。

自分の様な数寄モノの他にも
前述のイベントからの流れも幾分か見かけるものの、
勿論、主体ではない。

そういった意味では、少々寂しいかな。

しかし、作品群は【スパイラル】同様、
なかなかどうして上質。


『廣川惠乙』の〔対話〕。
植物と「対話」をしている少女が
モノクロームの画面一杯に描きこまれている。
落ち着いた筆致。
しかし、「対話」よりも「絡め囚われ」ているようにも見えるが・・・・。

『堤岳彦』の〔孔雀〕
軸が全て省かれた美しい羽が画面一杯に描かれ
その目玉の文様だけが
ぼおっと浮かんで見える襖絵。
どうにも幻想的。

『名古屋剛志』の作品群は、
確か【佐藤美術館】でも観たな。
変わらず、絢爛だ。


一人の作家さんが、両会場で
並行展示している作品や、
パフォーマンスは「スパイラルに出張中」の
付箋がキャプションに貼ってあったりと
仔細に見れば、笑える要素も多々あり。

こういった催しは、やはり両方を観てこそ、だな。