『パルコ』店頭のネオンサインの「P」「C」の文字が
夫々無くなっており、
勿論、彼等のイニシャルだが、
さて、取り外されたこれらは
一体、何処に行ったのだろう?
会場前には、今回の展示テーマに関連する、宣材用の
巨大な黒いゴミ袋様のものが置かれている。
これは、中に入って飛び跳ねることのできるバルーン。
使用待ちの列ができる盛況だが、
この余勢をかって、肝心の個展も混んでたらヤだなぁと
ビクビクしながら3Fに上がれば、
まるっきりの杞憂、
かなり空き空きの状態で、
やはり、これとそれとは別物よね。
なんて勿体無い・・・・。
ただ、ここでの意図は、当然違うところにあるようだ。
これは、実は、壁にぽこんと突き出して設えられている試着室が
その役を果たしているのだが、
気づかずに、戸惑っている人多数。
その役を果たしているのだが、
気づかずに、戸惑っている人多数。
で、最も衝撃的なのは〔東京BOMBerman〕と題された作品で
【センター街】に置かれたゴミの袋に、
闇にまぎれて放射能マーク(三角形を三つ組み合わせたアレ、ね)を
次々とステンシルを当て、スプレーでペイントして行く。
【センター街】に置かれたゴミの袋に、
闇にまぎれて放射能マーク(三角形を三つ組み合わせたアレ、ね)を
次々とステンシルを当て、スプレーでペイントして行く。
道行く人々は誰も気にも留めない。
駐在所の前でのパフォーマンスに、お巡りさんの態度も同じ。
そして朝になり、収集車が何事も無かったかの様に
ゴミを格納して行く。
駐在所の前でのパフォーマンスに、お巡りさんの態度も同じ。
そして朝になり、収集車が何事も無かったかの様に
ゴミを格納して行く。
うわ~、これ、外国(特にニューヨークあたり)だったら
とんでもない騒ぎになってんぞ!
とんでもない騒ぎになってんぞ!
しかし、自分が同じ場にいたら果たしてどうだろう?
同じ行動をするんじゃあないか。
同じ行動をするんじゃあないか。
知識はあっても、日本では、そんなことは起こらないだろう
という既成概念に囚われて。
という既成概念に囚われて。
ある意味、そこが恐い。
会期は、~10月14日まで。