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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

京鰹節 つけ麺 愛宕@新橋 2012年9月26日(水)

前回の訪問が2008年4月なので、
ほぼ四年半振りになる。

11:20の到着で、間の切れたL字カウンターと
二卓の二人掛けテーブルはほぼ満席状態で、ほどなく待ちの列ができる。

まだ早い時間なのに、大層な繁盛だ。

入り口傍の左手にある券売機で食券を購入、
店員さんに見せ、席に案内される。


食したのは、つけ愛宕中盛り。
値段は930円。
このご時世に前回と価格が変わっていないのは立派だ。
中盛りは並盛りと同料金。
麺量は300g。

この店、昼と夜で食べられる内容が異なり、
昼は京鰹と鶏味の「あっさり」
夜は京鰹と豚味の「こってり」
となる。

勿論、昼時の訪問なので「あっさり」なのだが
店員さんには、麺量と共に、「あっさり、ですね」と念を押される。


イメージ 1

麺は細ストレート。僅かに捻じれ。
濃い麦色の粒子が散見され
全体的にも茶味かかっている。
良い香り。
蕎麦を思わせる。
食感も同様。
その細さの割には、やや
ごわり・ぱりりとした持ち上げ感。
が、僅かにつけ汁に浸し啜れば、
喉越しは良好。
素晴らしいな。
そして分量も十分にお腹が膨れる。


イメージ 2

つけ汁は魚介+鶏。
これも全くもって、蕎麦汁を彷彿とさせる。
美しい醤油色から、鰹節の出汁の薫り。
一口含めば、優しい動物系の旨味が脇を添える。
以前の時よりも、七味の辛さは感じない。
柑橘香もないが、その方があっている気がする。
大量の葱、三つ葉の軸が投入されている。
しかし、これで「あっさり」か。
勿論、醤油の味では無く、出汁の強さを指すのだろうか。


デフォの具材は、チャーシューとメンマ、海苔。

チャーシューは掌大が一枚。
これが肉らしい食感と味わい。
噛み切る時を含め「肉たべましたぁ」感が
味わえる。

メンマはやや濃い目の色と味。
太目が数本。が処理が丁寧なのだろう
食感は良好。

海苔はトランプ大が一枚。


トッピングは炙焼チャーシュとごまたまご。

チャーシューは炙られ、更に肉肉しさが増す。
豚、食べてる感が充満。
味が抜けて無い、と言うのか。

玉子の表面は濃い色付き。
黄身だけとろりとしている。
ねっとりとした味わい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
何故だろう、前回よりも美味く感じた。
自分の加齢によるものか、
それとも、つけ汁が変わったのだろうか。