公開二日目。
が、席数148の【SCREEN3】は半分程度の入り。
一方、小学生男子十人の集団を始めとして、
日頃あまり映画館に来ないであろう人達(彼等のリアクションを見れば
自ずと勘付く)がかなり多いのは意外。
だったらもっと、客が入っても良い気がするのだが。
が、席数148の【SCREEN3】は半分程度の入り。
一方、小学生男子十人の集団を始めとして、
日頃あまり映画館に来ないであろう人達(彼等のリアクションを見れば
自ずと勘付く)がかなり多いのは意外。
だったらもっと、客が入っても良い気がするのだが。

直前作よりは、若干パワーが落ちている印象は
あるものの、良作なのは間違いない。
あるものの、良作なのは間違いない。
本編は、まず主要な三人の登場人物を紹介するところから始まる。
ストーリーは、
『コンドウ』が銭湯で石鹸に足を滑らせ昏倒し、
それを見た『桜井』が、つい出来心でロッカーの鍵を取り換えたことから
三人の糸が絡み合って行く。
『コンドウ』が銭湯で石鹸に足を滑らせ昏倒し、
それを見た『桜井』が、つい出来心でロッカーの鍵を取り換えたことから
三人の糸が絡み合って行く。
何気無く画面に現れる小道具が、
次のシークエンスの重要なキーとなり、
思いもかけない事実が提示され、
その度毎に物語は、また違った側面を見せる。
次のシークエンスの重要なキーとなり、
思いもかけない事実が提示され、
その度毎に物語は、また違った側面を見せる。
疾走感はないものの、ゆるゆると進みつつ、
予断を許さず、我々の思惑は次々と異なる方向に
(楽しく)裏切られる。
予断を許さず、我々の思惑は次々と異なる方向に
(楽しく)裏切られる。
素晴らしい脚本の冴えである。
シークエンス間を繋ぐ暗転時に
効果音を挿入し、それがブリッジの役割をする手法も素晴らしい。
効果音を挿入し、それがブリッジの役割をする手法も素晴らしい。
安定した実力を発揮する『内田けんじ』は、
最早名前だけで選んでも、外すことは無いだろう、
安心して劇場に足を運べる監督となった。
最早名前だけで選んでも、外すことは無いだろう、
安心して劇場に足を運べる監督となった。