RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

信州そば処 そじ坊 山王パークタワービル店@溜池山王 2012年9月3日(月)

う~、時間がない、時間がない。

仕事の区切りが着けられず、
本来であれば近隣のラーメン屋さんに行く予定だったのに、
辿り着く前にタイムアウト
約束の時間に遅れてしまいそうだ。

目に付く範囲内で、
「冷たい」しかも「麺」を供する一店に飛び込む。

けして本意ではないが、
ま、真っ当な食事がことを
感謝すべきだろう。

案内され、席に着くと、
冷たい焙じ茶と素揚げの蕎麦が供され

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これをつまみながらメニューと首っ引きで呻吟する
(そんなに、大層なものでもないけど)。

食したのは、
ざるそば(おろし山葵)+追加そば1玉。
値段は、600+100で700円と、格安。

店員さんに声を掛け、暫し待てば、
オーダー品が供される。

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盆の上には、
ざる蕎麦、薬味、蕎麦汁、
そして白玉様の蕎麦団子。これはデザート、だな。
甘そうな醤油ダレも掛かっているし。

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ややあって、追加の蕎麦が出され、
おいおい、
こちらの方が、量がおおいんじゃあないか?
でも、これが、定法か。


蕎麦はしゃっきりと〆られ良い感じ。
薫りもそこそこ、黒い粒子も散らばっているが
表面は滑らか、コシもままあり
ずるずると啜れば、おお
なかなか爽快ではないか。

ただ、もうちょと硬目が、好みだがな。


出汁を基本にしながらも
蕎麦汁は甘みがち。

むう、これももっと鹹い方が好きだ。


食べ終わる頃を見計らい
湯桶に入った蕎麦湯が出される。

でも、基本、汁にたっぷりと漬けないから
余りに余って、これに蕎麦湯を入れたら
物凄い味になるんだよね、どうしよう。

ええい、ままよと、先にデザートを食べ、
空いた器に、汁を相当量移してから
元々の蕎麦猪口(実際は木製、だけど)に蕎麦湯を注ぐ。

ふうう。
やはり、これで画竜点睛だろう、蕎麦は。


けして、大満足ではないけど、
人心地の着いた一食だった。