二つの展示会が開催中。
『いくしゅん』のそれが面白い。
会場内を写真が埋め尽くしている。
壁面は言うに及ばず、床や天井さえも。
壁面は言うに及ばず、床や天井さえも。
一見、何気ない、日常を写したスナップに見える。
が、何か違和感を感じる。
それは、被写体が、
イベントの舞台裏だったり、事故の現場だったり、
あまりにも素の状態の人々の生態だったりと、
意識的に渉猟しないと、
とてもではないが行き当たらないもののオンパレードだから。
イベントの舞台裏だったり、事故の現場だったり、
あまりにも素の状態の人々の生態だったりと、
意識的に渉猟しないと、
とてもではないが行き当たらないもののオンパレードだから。
犬も歩けば棒に当たる
の様に、兎に角、出歩くことの帰結だろうか。
の様に、兎に角、出歩くことの帰結だろうか。
それとも、その様な場に、偶然に行き合せる、
何かを持っているのだろうか。
何かを持っているのだろうか。
実は、我々だって、その現実に日々遭遇しているのかもしれない。
それに気付き、
切り取って見せる事ができるのは、
ある種の才能なのだろう。
切り取って見せる事ができるのは、
ある種の才能なのだろう。