舞台は東西冷戦下のイギリス。
「英国情報部(=サーカス)」内に、
ソ連の二重スパイ(=「もぐら」)が居ることを確信した
組織のリーダー『コントロール(ジョン・ハート) 』は、
彼を炙り出す作戦に出るが失敗、引退を余儀なくされる。
「英国情報部(=サーカス)」内に、
ソ連の二重スパイ(=「もぐら」)が居ることを確信した
組織のリーダー『コントロール(ジョン・ハート) 』は、
彼を炙り出す作戦に出るが失敗、引退を余儀なくされる。
ターゲットは、組織最高幹部の四人。
その中の誰が「もぐら」なのか?
その中の誰が「もぐら」なのか?
実は、非常に丁寧に作られている一本。
極小の登場人物だけで成立していた前作に比して、
本作は人物も多量、場所や時間も、自在に飛び回る。
ため、脚本も含め、相当な苦労をしただろう跡が窺がえる。
本作は人物も多量、場所や時間も、自在に飛び回る。
ため、脚本も含め、相当な苦労をしただろう跡が窺がえる。
終盤に至るまで、時系列的な整理をするために、
頭は緊張しっぱなしなのだが、
多少の記憶の綻びはすっ飛ばして、
緩やかに、物語の流れに身を任せる鑑賞法が
正しい在り方のようだ。
頭は緊張しっぱなしなのだが、
多少の記憶の綻びはすっ飛ばして、
緩やかに、物語の流れに身を任せる鑑賞法が
正しい在り方のようだ。
伏線は至る処に張られている。
後で、タネを披露されると、
「ああ、あれがそうだったんだ」と
既視のシーンを思い起こそうとする。
「ああ、あれがそうだったんだ」と
既視のシーンを思い起こそうとする。
それよりも、結末を踏まえた上で、
最初から見直した方が、監督が映像に込めた仕掛けが、
きちんと発見できるかもしれない。
最初から見直した方が、監督が映像に込めた仕掛けが、
きちんと発見できるかもしれない。