
今回の特徴と思われるが、抽象的な技法を使ったものが多く、
写真は、ほぼ無い。
写真は、ほぼ無い。
が、回遊の中途で気が付く、
仔細に観ると、具象表現が各所に潜んでいる。
仔細に観ると、具象表現が各所に潜んでいる。
なので、入口~出口を何度も往復しながら
時として足を停め、仔細に見入る。
時として足を停め、仔細に見入る。
度毎に、新たな発見がある。
「ああ、(この作品は)そ~ゆ~ことだったんだ!」と。
「ああ、(この作品は)そ~ゆ~ことだったんだ!」と。
『菅亮平』の〔Fictional scenery -01〕などは、
逆に精細の極致。
廃墟にポツンと置かれた椅子は、
その技量の確かさをまざまざと魅せ付ける。
逆に精細の極致。
廃墟にポツンと置かれた椅子は、
その技量の確かさをまざまざと魅せ付ける。
が、こういった方向性は、まれ。
『蝦名貴徳』の〔Portrait〕は
ぺったりと塗られた黒の上に、
より濃い黒を、渦を巻く筆致で重ね
影を映している。
緩やかに撥ねる頭髪の表現も素晴しい。
ぺったりと塗られた黒の上に、
より濃い黒を、渦を巻く筆致で重ね
影を映している。
緩やかに撥ねる頭髪の表現も素晴しい。
更に混沌とし、更に萌え萌えである。
会期は~今月17日(日)まで。