RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や SuZuRan 鈴蘭@川崎 2012年5月19日(土)

丁度一ヶ月前に、【アゼリア】内にオープンした新店。
どの時間に前を通っても、
そこそこの人の入りだったので、
気にはなっていた。

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当日は開店(11:00)とほぼ同時に入店。
先客は一。
その後食べ終わって出るまでに
四人の来店。

店内は長いコの字型十四席のカウンターに
二人掛けのテーブルが八卓。

券売機は、店先の左手。

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食したのは、海老塩つけ麺中。
値段は950円。
「女性向け」のPOPが付いている。


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麺は中平ストレート。僅かにカール。
茹でる前で300gはなさそう。
表面は滑らか。啜り具合や喉越しは上々。
茹で加減はやや柔らか目。
芯の中央に、僅かにコシを感じる程度。
が、若干のぴろぴろ感もあり、
けして悪くはない。


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つけ汁は塩。
しかもぐつらぐつらと沸騰している。
温泉が湧き出している様だ。
試しに麺を投入→即座に啜ると、
あっと言う間に熱く変容している。
これはいかん。
できるだけの具を投入し、
冷ましにかかる。
それでも、土鍋に入っているので、
中々温くもならない。

塩気も強くは無いが、
一方で、海老の味もガツンと来るほどでは無い。
特に麺を漬した時には、余計に感じる。
底に残ったつけ汁を
飲み干した時には、まずまずだったのだがな。

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更に小鉢で、粉チーズが添付されている。
途中、投入すれば、つけ汁にコクが増すのだが、
流行なのだろうか、昨今の。


具材は、チャーシュー、メンマ、ワンタン、レタス、プチトマト、カイワレ、鳴門
と、盛り沢山。
確かに女性が喜びそうなラインナップだ。

チャーシューは子供の掌大。
厚みのある鶏巻きが一枚。
ふるふると煮上がっている。

メンマは、と言うより
煮た筍に近いか。
コリリとした食感を残し
何よりもバジルがまぶしてあり、
これがつけ汁と混ざると良い感じだ。

ワンタンは海老。
かなり粗く刻まれている。
皮はちゅるんと良い感じ。

野菜類がつけ汁に合うのが特筆モノ。
特に、粉チーズとメンマのバジルが合わさった後は、
余計に、そう感じる。



評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
悪く無い、というか面白い。
麺量によって、値段が細かく価格設定されているのも、
客層を意識して良いかもしれない。