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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

赤坂麺処 友@赤坂 2012年5月17日(木)

つい三日ほど前にオープンした新店。
場所は『山王流』の在った処。

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13:50の訪問で、コの字型十四席のカウンターは満員で
更に三人の待ち。
先に入り口右手にある券売機で食券を購入し、
待ち構えている店員さんに渡し、列に付く。
その後食べ終わって出るまでに、
九人の来店で、大層な繁盛ぶり。

この界隈で、これだけ客が並んでいるのは
『轟』くらいじゃあないだろうか。

5分後に席に通され、更に15分後に
一杯が供される。

もたついている訳では無いが、
少々時間を感じてしまった。


食したのは、特製つけ麺中盛り。
値段は1,050円。
中盛りは、並と同料金で麺量は300gとのこと。
ちなみに大盛りは+100円。


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麺は中ストレート。僅かにカール。
黄身掛かって艶々。
芯にはぷっちりとした噛み応え。
喉越しも良く、しかし、つけ汁の持ち上げも十分。
表示の量は、茹でる前の様子。

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つけ汁は動物系+魚介系。
粘度はそれ程でもないが、麺への絡みは十分。
動物は多分鶏が主体。爽やかな旨味が乗っている。
魚介は醗酵系の(喩えて言うと味噌の様な)甘味と酸味。
昆布がメインだろうか。
ブレンドの具合も絶妙で、妙なる味。

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これに、「りんご酢とゆずの特製ビネガー」がお猪口で付く。
「かけると麺がしまります」との注釈があるが、
やはり明快に変化するのは、つけ汁。
より骨格のしっかりした酸味とコクに変容。
他店との差別化も含め、これはアリと思う


具材は、チャーシュー、つみれ、メンマ、玉子、海苔、かいわれ。

デフォのチャーシューは、予めつけ汁に投入され
短冊切りの物が2~3本。

特製分は短冊状のバラ肉が二枚。
ふるふるとしながらも、肉の味がたっぷりと詰まっている。

鶏のつみれが二個。
熱々だ。
しかし、少々パサついてるなぁ。

メンマは拍子木状の濃い味が二本。
しかし、処理は十全で、繊維の不快さはさらさら無い。

玉子は濃い色付き。
芯は琥珀色で、良い感じ。

特筆的なのは、味のトーンが統一化されていること。
でも、厭きない。
微妙な差があるんだなぁ。

海苔はトランプ大が五枚。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
混雑の理由は、どうやら新店だから
だけでは無いようだ。