計三十名の作品が展示され、
大作が多いのも、例年通り。
大作が多いのも、例年通り。
受賞とは関係無く、気に入った作品が三つほど。
『渡辺綾』
山と一体化した地母神を思わせる女性の
軟らかな優しい微笑みに見守られる里山の描写が
見るものの心を和ませる。
春の桜と秋の紅葉、
夏の盆踊りと冬の雪
日本の四季折々の情景が鮮やかに画面に織り込まれている。
山と一体化した地母神を思わせる女性の
軟らかな優しい微笑みに見守られる里山の描写が
見るものの心を和ませる。
春の桜と秋の紅葉、
夏の盆踊りと冬の雪
日本の四季折々の情景が鮮やかに画面に織り込まれている。
『水野里奈』
繊細さと大胆さの同衾の度合いが素晴しい。
方や、ペンで緻密に描き込まれた、
他方、ざっくりと塗られた、
眼にも嬉しいリズムが飛び込んで来る。
繊細さと大胆さの同衾の度合いが素晴しい。
方や、ペンで緻密に描き込まれた、
他方、ざっくりと塗られた、
眼にも嬉しいリズムが飛び込んで来る。
『金光男』
どの様な技法によるものか?
素材はパラフィンとシルクスクリーンとなっている。
遠目には、細かい線描に見える。
しかし近寄って見ると、糸の様な質感を伴った盛り上がりが、
所々、破断した様に処理され、
金網越しに見る河川の護岸の景色に
独特の調子と破綻を与えている。
どの様な技法によるものか?
素材はパラフィンとシルクスクリーンとなっている。
遠目には、細かい線描に見える。
しかし近寄って見ると、糸の様な質感を伴った盛り上がりが、
所々、破断した様に処理され、
金網越しに見る河川の護岸の景色に
独特の調子と破綻を与えている。
例年通り、オーディエンスによる投票も受け付けていて、
こちらは13日(日)まで。
こちらは13日(日)まで。