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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 麦亭@神保町 2012年3月27日(火)

「ばくてい」と読むようだ。
住所は【神保町】だが、場所的には【九段下】との
ほぼ中間の【靖国通り】沿い。

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店内はシンメトリーな作り。
半円形六人が座れるカウンターが二箇所。
その脇に、二人掛けの小さなテーブルが計四卓。
窓際には待ち用の椅子も数脚。

12:45の入店で先客は五。
その後食べ終わって出るまでに四人の来客。
なので、まずまずの繁盛ぶり。

券売機は入り口左手。

食したのは、特撰つけ麺大盛。
値段は770円。
店頭の看板には「当該時間は
大盛サービス」の嬉しい文字が躍る。


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麺は中ストレート。僅かにカール。
麦の香りはあまりしないが、表面は艶々。
一見、軟らかそうに見えるが、芯はしっかり。
噛み応えも良く、当然喉越しも滑らか。
ただ、量は多くなく、茹でる前で300g検討だろうか。
刻み海苔がぱらりと乗せられ、
味付玉子が半分添えられている。

この玉子、表面の色付きはあるものの
味は黄味まで染みてはいない。
若干硬めの茹で加減。


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つけ汁は『大勝軒』タイプ。
甘味・酸味は感じるがそれも抑え目。
動物系のスープと魚介系の出汁が
前面に出ている。
葱がたっぷりと投入され、
これが麺に絡むと良い感じ。
七味由来の柑橘が仄かに薫る。


中には、チャーシューとメンマ。

チャーシューは花札大のバラ肉を
ブロックから2cm厚で切り出したものが一枚。
軟らかく煮上がっている。

メンマは薄味・色。
丁寧な処理で歯ざわりが良い。
量も多目。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
極めてオーソドックスは一品。
「特撰」が冠されているものの
具を含め通常品で、
本来なら+220円で
スペシャル」を食すべきだったな。