麺処 花田＠池袋 2012年1月26日（木）

【サンシャイン大通り】を北上、【大黒屋】の角を右折する。
やがて右手に牛骨のぶら下がった『がんこ』が見えてくるが、
店頭には「準備中」の看板。
そこから通りを挟んで左手先に見える黄色い看板の下には
はや数人の行列、現時点で１１：２８。

『がんこ』の暖簾が掛かったら、直ぐに駆けつけられる様
横目で見ながら『花田』の並びに加わる。
ちなみに、『がんこ』に並びはナシ。

そうこうしている内に、１１：３０。
同店の暖簾が掛かり、列が動き始める。

店内はコの字型のカウンターが十七席程度。
開店数分で満席となり、程無く壁際に待ちの列ができる。

券売機は入り口入って左側。
中途の貼り紙には
「つけめんの茹で時間は１２分。
供するまで１５分掛かる」旨が記されている。

食したのは、味噌つけめん+半熟玉子。
値段は890+80で９７０円。
《味付玉子》は100円の値付け。

食券を購入し、入り口傍に控えるお姐さんに渡すと、
・野菜の盛り
・ニンニクの盛り
・ライスの有無（ランチタイムは無料）
を聞かれ、此処では「野菜大盛り」だけをお願いする。
勿論、何れも無料。

ほぼ、十二分後にサーブされたのは・・・・、

麺は太、緩やかに捻れ。
麦の良い香りがする黄金色。
表面は艶々。
しかし、この手の麺にありがちな、
芯がぽっきりしている食感ではなく、
むちむちむっちりとした、素晴しい歯応え。
おまけに、頗る啜り易いじゃあないか。
量もそこそこあるのが、更に嬉しい。

つけ汁は味噌。純白である。
表面からは葱が盛り上がっているが、
中にも野菜が詰まっており、
立錐の余地無し。
野菜は、モヤシ・キャベツ・韮、などがたっぷり。
味は、甘味あり、まろみあり。
深いコクは感じないが、
軽やかな旨味で食べさせるタイプ。
酒粕が入るとこういった味になるが、
さて、どうかな？
ざらつきは無く滑らかな舌触り。
粘度も高く麺への絡みも良し。
微塵切りの大蒜が時として香り、
柚子の風味もちらほら。

それ以外の具は少々淋しい。

チャーシューは拍子木状が二本。
軟らかく美味しく煮上がっているだけに
もっと食べたかった。

メンマは薄い色と味付け。
若干、繊維が歯にあたる。
これも、三～四本。

トッピングの玉子は、勿論味付けはないが、
二つに割れば黄味が蕩け出て、名称そのまま。

評価は、☆５点満点で４．５（☆☆☆☆★）。
サーブも含めて、最上に近い一店。
これは、繁盛するわ。