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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

現代絵画の展望 24の時の瞳@鉄道歴史展示室 2012年1月21日(土)

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前期は「あの頃」と題して今月29日(日)まで
後期は「この頃」の副題で1月31日(火)~3月18日(日)。

夫々、12名の作品が出展されている。

前期は
90年代~00年前半の比較的古い作品。


森村泰昌』の〔唄うひまわり〕は
ゴッホ』の〔ひまわり〕の花の中に
お得意の、化粧した自分の顔写真をコラージュしたもの。
一見して「フラワーロック」(古いなぁ)を想起してしまった。
強烈な黄色に、どぎつい化粧の顔が映え、
更に賑々しい画面になっている。

『遠藤彰子』の〔駅〕は
レトロ感漂う駅のプラットホーム。
何人かの人が行き交っている。
しかし、重層的に線路が交わり
有り得ない形状で表現された場は
エッシャー』の不可能構造物の様に、
この世のモノとは思えない。


それ以外にも
『三瀬夏之介』『横尾忠則』等の作品も展示され、
これは、後期も楽しみだな。