第6回展覧会企画公募＠トーキョーワンダーサイト本郷 2012年1月15日（日）

本日が会期二日目。
にもかかわらず、人の入りはさほど良いとは
お世辞にも言えない。
ただ、来月～２６日までの一ヶ月を越える長丁場には
各種のイベントも設定されているので、
そこそこの動員はあるのだろう。

一階～三階に、計四つのインスタレーションが展開されているのだが、
ま、この類の常で、個人の感性にフィットするかどうかは、
出会い頭的な側面も大きい。
で、個人的には、今回はペケだった。

とは言うものの、全然楽しめなかったかと言うと、
そんなことは無く、
例えば一階の展示。
同系色のアクリルでグラフ（棒とか円とか帯とか）が描かれ、
気の利いたタイトルが付されている。
曰く〔観光〕〔移民〕〔地震〕〔為替変動〕〔失業〕。
各グラフは夫々を表すヒストグラムだったりするのだが、
その形状のタイトルが妙にぴったりとしていて、
ついニヤリとさせられる。

対面の壁には〔OCCUPY　KASUMIGASEKI〕の書き付けの下、
多数の人物スナップが貼付されている。
英語で表記された文書を読むと、
ふむふむと得心が行く。

三階では映像作品のＢＧＭ用に設置されている、
無指向性のスピーカーが素晴しい。
ちょっと感動する方向が、ずれてる気もするけど・・・・。