RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

黒潮豚骨スープ 海力屋@川崎 2012年1月14日(土)

前回は忌避した【ラーメンsymphony】内の一軒。
ま、さすがにこれくらい寒くなればね。

加えて、前夜の暴飲暴食が祟ったか、
明け方から腹の調子が思わしくなく、
カラダも優しさが前面に出るメニューを求めていた。

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店先の券売機をつらつら眺めて

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鯛・鶏玉子らーめんに決定する。
値段は950円と、かなり高目。
「鯛と鶏のブレンドスープ」といった
食指をそそる惹句が記載されている。

中は旧店からの暖簾替えの為、
さしたる変化はない。

開店と同時のイの一番の入店なので
当然先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は1と、
他の店の混雑具合に較べると、かなり淋しい。


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表面はこんな感じ。
水菜と赤・黄のパプリカで
彩りは美しい。

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麺は細ストレート。表面は滑らか。
啜り具合や喉越し、
芯のぷっちりとした噛み応えは良い。
量は、さほど多くない。
『丸山製麺』の麺箱が厨房に置かれている。


さて、スープはと言うと、
これはかなり難アリ。

白濁して良い感じなのだが、
鼻を近づけると、魚の匂いが鼻に突く。
こ、これは・・・・。

鰤大根じゃあないんだから、
これは如何か。
もっと旨味だけを丁寧に抽出しないと
ダメなのでは?
鶏のスープに負けない主旨だとしても、
お門違いじゃあないかな。

底に、柚子も潜んでいる様だが、
殆んど感じない。

粘度が、さほど高くなく、
麺への絡みも強くないので、
多く残ったスープを飲み干す時に、
余計にその臭みを感じてしまう。


それと、具は些かチープ。

先に挙げた野菜以外は、
花札大の鮪と鶏の切り身が
各一片。
処理はキチンとされているだけに残念。

玉子は、芯のみ緩め、
全体的に硬めの茹で加減。


評価は、☆5点満点で2.5(☆☆★)。

他の魚介をメインにしたメニューも
同じ仕様だとすると、不人気の原因は
其処にあるんじゃぁ・・・・。