RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 神のしずく@新宿 2011年10月26日(水)

場所は写真で見て判る通り、
新宿ミラノ2】が入っているビルの通りを挟んですぐ脇になる。

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間口はかなり広いが、中に入って見えるのは
厨房とその前にある、一直線九席のカウンターのみ。
どうやら、奥の方に、テーブル席や、個室があるようだ。

開店間もない11:15に訪問。
(目に見える範囲での)先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客はナシ。
時間を考慮すれば、不思議ではないか。

オーダーは直接。
会計は食後に、入り口前のレジにて。
写真付きの麗々しいメニューが置いてあるので、
非常に判り易い。

食したのは、海のしずくの塩つけ麺。
なんちゅ~、麗しいネーミングだ。
値段は800円。
大盛無料との事なので、あわせてお願いする。
麺量は300g。

更にランチタイムはトッピングが一種サービスとの案内アリ。
さればと、味付玉子をお願いする。

先に配膳された、小皿に乗った箸休めの漬物を食べながら、
待つこと暫し。

イメージ 2

麺は中平ストレート。僅かに捻れがある。
量は、まぁ、こんなものかな。
不満に感じるレベルではない。
艶々と美しいのだが、随分と硬めの茹で加減。
それは、断面が長方形のその厚みに由来するのかもしれないが、
芯がぐわっと感じられてしまう。

イメージ 3

つけ汁は塩。
しかし、塩分による鹹さは感ぜず、
出汁の味が強い。
しかし、一瞬独特の臭みが香ったのは、
素材の乾物の処理によるものか、
それとも中に投入されているチャーシューによるものか。
何れにしろ、寿司屋のネタケースの様に、
カウンターの前にディスプレィしてある材料がふんだんに使われているのだろうが、
どうも味が平板に感じられてしまう。


具は、チャーシュー、メンマ、玉子。

チャーシューはラフティーみたい。
脂肪が蕩けるほどに茹でこぼされている。
軟らかいし、豚肉の旨味と香り。
大き目の角型が数個入る。

メンマは二本。
薄い色。しかし、工業品の様な味。
一本は薄く、もう一本は拍子木状の太さ。
当然、歯ざわりも不揃い。

玉子は硬めの茹で加減。
薄い色。しかし出汁の味は良く染みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
全体的にアンバランスな印象。
処理の仕方次第で、もっと美味くなるんじゃあないだろうか。
少し、名前負けしてないか?