RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Let’s豪徳寺 2008年8月10日(日)~過去分

と、言っても、往年の少女漫画ではない。
打ち続く肉体的な不幸と精神的な不幸を
転じて福となすため、何かにすがりたいと思った次第。

であれば、近隣では、やはりここの招き猫でしょう、元祖でもあることだし。
求めて飾っておこう。


ターミナル駅まで自転車で行き、電車を乗り継いで三軒茶屋
思ったより早いなあ、一時間まで掛かってないや。
30年も東京に住んでいながら、世田谷線に乗るのは初めて。
三軒茶屋の駅は改札に(Suicaの)タッチパネルがあるのね。

宮の坂で下車。あれっ、降りる時はど~するんだ?
そっか、均一料金だから、入る時に一度タッチするだけでいいんだ!
(ちなみに、帰りは駅にタッチパネルが無いので、電車の中のどこにタッチするのかがわからず、
女性の車掌さんに教えてもらった)


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大きな山門を過ぎ、社務所へ。

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ここで「購入希望の方はブザーを押して」みたいな張り紙が・・・。
面倒だな。人を呼ぶのは。
そ~言えば、門前の花屋さんでも購入可能って、Webの情報にはあった。

踵を返して、いそいそと店内に入ると、おお、そこには、沢山の招き猫たち。

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(ちょっと、ピンボケ)

店番の御婆さん×2に「猫下さ~い」と声を掛けると。
「いっぱいあるから、好きなの選んでってね~」と片方が言い、もう一方が
「一番高いの、買って行ってね~」と、まるで掛け合い漫才。和むなあ。

「いや、最近、不幸なことが続いていて、何とかしたいと思って」
「うちの猫(こ)達は効くわよ~」「そんなこと無いわよ~。本当は(いいことも)いっぱいあるけど、
見えてないだけなんだから~」などど、益々舌好調。
招き猫よりも、この御婆さん達を持って帰った方が、よほど福が来る気がする。


二番目に大きいのと、二番目に小さいのを買うと、「座布団もどうかしら?」って、
なんて商売上手なんだ。
小さい猫用の座布団を買い「幾らになりますか?」と聞くと「え~っと、幾らかしらね~?」と、
計算する気まるで無し。
こちらで合計して「*,***円ですよね」って言うと。「はいはい、そうね~」

こちらから「ありがとうございました」と店を出ると、「また買いに来てね~」
あなた達に会いに来るのはいいけど、今回買った猫達で、絶対福が来ると信じたいから、
来ないことが私にとっての吉。

でも、この御婆さん達、もう何十年もここで、こうやって商売してきたんだろうなあと思うと、
なんだか胸があったかくなった。


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買った猫達は、一匹は家の玄関に、もう一匹は会社の机の上に居ます。


追記
今年の8月以降で、写真が残っているものについては、できるだけアップしていこうと思う。