RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺厨房 豪快家@大森 2011年9月23日(金)

少し涼しくなったとはいえ、まだまだ、《つけ麺》が恋しい季節。

【大森】にも、『二郎』インスパイア系の店ができて、
そこが《つけ麺》も供していることを知ったのは、
ごく最近のこと。

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13:40の入店で、空腹も頂点に達している。
ここは腹いっぱい食べてやろうかと
入り口左脇の券売機を見ると・・・・、
が~~ん、《つけご郎》のボタンには×マークが。

しかし、一旦、足を踏み入れたからには
踵を返す訳にはいかない。
汗だくになるのを覚悟で、此処はガッツリといくとするか。

食したのは、肉ご郎。
値段は850円。
食券を渡すのと同時に、お運びのお姐さんに
「コール」を確認される。
麺は、硬め
ニンニクは、少し
野菜は、マシ
で、お願いする。

店内は十一席のカウンターに、
四人掛けのテーブルが三卓ほど。
先客はは六。食べ終わって帰るまでにも
六人の来店と、繁盛している。

待つ間に、カウンター正面に貼ってある
指南書や注意書きを何とは無しに見る。

この店の野菜は、
大盛<マシ
の様だ。
更に「天地返し、等の技を駆使してお食べ下さい。」
などと書いてある。ふ~ん。

ややあって、「おまちどうさま」との声と同時に出されたのは、

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素晴しいビジュアル。
中々の、野菜の盛り具合。
しかしこれは、「大盛」分で、

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「マシ」分は別の丼で供される(湯気で少し雲ってしまった)。
時節柄か中は殆んどがモヤシ。
キャベツは入っていないに等しい。
それでも太いモヤシは、
シャキシャキと良い食感だ。

そして、添えられている肉を
一旦野菜の丼に移して、

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天地返し。

現われた麺は、太縮れ。
ゴワゴワと硬め。
格闘感があり、ワシワシと食べると、
汁が回りに飛び散ってしまうが、
これでこそ、だろう。
ただ、量は、さほど多くない。
余裕を持って食べきれる。

スープは豚骨ベースの醤油。
おお、この味、この味。
随分と久し振りだが、
忘れようたってできるもんじゃない
独特の苦味とまったりした旨味。
頭の芯までシビレそうだ(実際、夜、痺れた)。
乳化度は低目か。
この手のスープにしては、あっさり系かもしれない。

肉は太巻き状のものが三つ。
硬さも程好く茹で上がっている。
味は薄め。
スープにたっぷりと漬して食べなさい、
と言うことなんだろうな。

ニンニクは「少し」とお願いしたのが、
粗い微塵切りが一掴み。
おいおい、こんなにいらんぜ。
ま、今日は、誰とも会う予定が無いから、
許容範囲だけどさ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
結局、スープは飲み干してしまった。
個人的には、毎日食べたくなる味ではない。
年に一回くらいで十分かな。

場所は、【西口】に出たら、直ぐ右折。
アーケード街を50mほど行った右手。