本日が初日の本作。
席数121の【シアター3】の入りは半分程度と
ややかんばしくない。
席数121の【シアター3】の入りは半分程度と
ややかんばしくない。

ところが、ある日の朝、突然、警察が家に踏み込んで来る。
理由は妻の殺人容疑。
理由は妻の殺人容疑。
弁護士を立て、手を尽くすものの、状況証拠が揃いすぎており、
彼女は有罪に。
控訴も棄却され、長期収監が目前になった時、妻の無罪を信じる
『ジョン』は、『ララ』を脱獄させることを決意する。
彼女は有罪に。
控訴も棄却され、長期収監が目前になった時、妻の無罪を信じる
『ジョン』は、『ララ』を脱獄させることを決意する。
リメイクされるくらいだから、脚本自体はしっかりしている。
当然、肉体派の役ではないわけだから、
派手なアクションシーンは、ほぼナシ。
派手なアクションシーンは、ほぼナシ。
しかし、前述のキレの悪い動きが、
却ってサスペンスを盛り上げるのだから、
そこは良く計算されている。
却ってサスペンスを盛り上げるのだから、
そこは良く計算されている。
主人公は、あくまでも頭脳で警察と対峙する。
それは、彼が犯人だと目星を付けた時点で
刑事達も気付いていたことのはずなのに(彼を犯人と
断定するまでの「勘」鋭いのだが)、
肝心な瞬間で失念されてしまう。
それは、彼が犯人だと目星を付けた時点で
刑事達も気付いていたことのはずなのに(彼を犯人と
断定するまでの「勘」鋭いのだが)、
肝心な瞬間で失念されてしまう。
3年前・3日前・15分・35分と言った
3の倍数が、都度KEYで使用されるのだが、
それらを刷り込まれた我々も、何時の間にか
監督の術中に嵌まってしまっている。
実際、時間は、さほど重要な要素ではなく、
サスペンスを盛り上げる手段としてのみ機能しているのだから。
3の倍数が、都度KEYで使用されるのだが、
それらを刷り込まれた我々も、何時の間にか
監督の術中に嵌まってしまっている。
実際、時間は、さほど重要な要素ではなく、
サスペンスを盛り上げる手段としてのみ機能しているのだから。
全体的には、感情的な要素が排除され、淡々と
脱獄に至るまでの経緯と逃走が描かれるので、
これらの移入度も浅目になってしまうのだが、
どの様なカタチであれ、都度ドキドキして
手に汗握るのは、観客の習い性で、
そこも、上手く突いた演出。
脱獄に至るまでの経緯と逃走が描かれるので、
これらの移入度も浅目になってしまうのだが、
どの様なカタチであれ、都度ドキドキして
手に汗握るのは、観客の習い性で、
そこも、上手く突いた演出。
しかし、この映画、様々な犯罪テクニック
(万能鍵の作り方。テニスボールを使った
車の鍵の開け方)を開陳しているのだが、
そっちは問題にならないのか?
(万能鍵の作り方。テニスボールを使った
車の鍵の開け方)を開陳しているのだが、
そっちは問題にならないのか?