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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

濃厚エキス醤油 どくろ(DOKURO)印 らーめん@目黒 2011年7月15日(金)

『蒼龍』の跡地に、
居抜きで入った店。
内装もそのまま、十五席のカウンターに、二人掛けのテーブルが二卓。

注文は直接、会計は帰りに入り口脇のレジでのオペレーションにも
変化無い。

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前を通る度に、基本、黒っぽいスープ・つけ汁を出す店、
イカ墨みたいに、歯が黒くなったらヤダ」と
忌避していたのだが、どうやら通常メニューもある様だ。

13:30の入店で、先客は3。
その後、食べ終わって出るまでに、3名の来客。


食したのは、特製つけめん。
味は《しょうゆ》との選択性だが、此処は
さっぱりとしているであろう《ゆず塩》を。
麺量は300gの表示。
値段は980円。

麺は中ストレート。
僅かに麦色掛かる。
軟らかめの茹で加減。
芯の方に、若干歯応えを感じる程度。
量もそこそこあり、先ずはお腹が膨れる。
10cm四方の海苔が二枚添えられ、
これは厚みもあり、良品だ。

つけ汁は塩。
僅かに白濁。香りは立ち上がって来ないが、
箸を入れ掻き混ぜると、ほう、まずまずの良い香り。
柚子の千切りが見え隠れする。
実際に啜って見ると、かなり鹹い。
麺との絡みの兼ね合いだろうが、
これは鹹すぎる。
多分、塩は良いモノを使っているのだろう、
味にはまろみがあるのだが、
出汁の味も加わって、相当の鹹さ。
加えて、ラードも入っているのか、
食べ続けると、次第に重みも感じて来る。
最初に響く酸味は、逆に慣れて、
いい感じに落ち着く。

イメージ 2

具材は、チャーシュー、角煮、メンマ、味玉半分、葱。

チャーシューは大人の掌大が三枚。
腿だろうか。
薄めだが、肉本来の味も相まって、上出来。

角煮は、表面がカリカリ。甘味もほど良い。
脂も適度に落ちている。
歯応えも上々。

玉子は芯の黄身のみ蕩ける。
薄めの味付け。

メンマは拍子木状で、かなりの太さ。
多少繊維が歯に触るが、味付けも含め悪くない。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
つけ汁は改善を強く求める。