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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

玉 赤備(ぎょく あかぞなえ)@川崎 2011年5月8日(日)

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ここの隣にできた新店。
多分、基の店構えを居抜きで使っているのだろう。
名残がそこかしこにある。

11時半の入店で、
一階にあるL字型十席のカウンターは、
八割がた埋まっており
「お二階へどうぞ~」と
通される。
二階は二人掛けのテーブルが六卓。
三人の先客有り。家族連れかな。

入り口、左脇にある券売機で食券を買う。
タッチパネル式で分かり易いのだが、
デフォルトで「オススメ」画面が出るのには、
少々ひいてしまう。

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食したのは、味玉豚鶏つけめん中盛。
値段は830円。
並盛と同料金ながら、麺量は300g。
茹で時間がかかりますとの表示あり。


麺は中ストレート。
僅かに灰色掛かった麺は、麦の香りが良い。
断面は長方形。
コシも有り、噛み応え、啜り易さも善し。
量も、まずまず。
水菜が一つまみトッピングされている。

つけ汁は豚+鶏。
粘度が相当高いが、煮凝りと同類によるものか。
擂り颪された玉葱が盛られている。
試しに一口舐めて見ると・・・・、おお、辛く無い。
仄かな甘味が有って、何ともいい感じ。
これを溶かしながら頂くと、
味が深まり、良い塩梅。
しかも、以外とさっぱり。
胃にもたれない。
出色の出来である。

中の具は、海苔、鳴門、チャーシュー、メンマ。

海苔は短冊大が一枚。

チャーシューはバラ巻き一枚。
掌大。
多少の厚みアリ。
僅かながらの歯応え。
脂分が大目で、これはイマイチ。

メンマはそこそこ量有り。
薄めの色と味付け。
大きさも、食感も不揃い。
要、改善。

玉子の表面は良い色付き。
芯の黄味はトロけている。
独特の香りも含め、良品。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

普通の《つけめん》よりも安価だが、
多分、こちらの方が好みかも。