
『エリーズ』はアメリカ人の風采の上がらない高校教師
『フランク(ジョニー・デップ)』に声を掛ける。
先妻を亡くして以降、とんと女性に縁の無かった『フランク』は
彼女にメロメロで、好い様に使われ、あしらわれてしまう。
『フランク(ジョニー・デップ)』に声を掛ける。
先妻を亡くして以降、とんと女性に縁の無かった『フランク』は
彼女にメロメロで、好い様に使われ、あしらわれてしまう。
そして終着駅の【ベネチア】で起きる出来事とは。
「だまされた」とか「わからなかった」との声が多いようだが、
結末は最初からどう考えても二通りしかなく、
中途から、ある一方向しか有り得ないと確信するに至った。
結末は最初からどう考えても二通りしかなく、
中途から、ある一方向しか有り得ないと確信するに至った。
それでも結構楽しめたのは、
冴えない田舎モノを演じた『ジョニー・デップ』が見事で、
この外見では実際もてないだろうとの造形と、
逃げ方一つとっても、あまりにもたどたどしく体現し、
洗練された『アンジェリーナ・ジョリー』との比較の巧みさが、
結末を知った時にニヤリとさせられる妙による。
冴えない田舎モノを演じた『ジョニー・デップ』が見事で、
この外見では実際もてないだろうとの造形と、
逃げ方一つとっても、あまりにもたどたどしく体現し、
洗練された『アンジェリーナ・ジョリー』との比較の巧みさが、
結末を知った時にニヤリとさせられる妙による。
賛否両論あるようだが、自分は割りと好意的に観た。
何十年か前なら、ヒッチコックが
巻き込まれ型のサスペンスとして、
『ジェームズ・ステュアート』や『グレース・ケリー』を使って
撮っていてもおかしくない。
何十年か前なら、ヒッチコックが
巻き込まれ型のサスペンスとして、
『ジェームズ・ステュアート』や『グレース・ケリー』を使って
撮っていてもおかしくない。
その意味では、懐かしい味わいの作品と言えるし、
それが共感の分かれ目になるだろう。
それが共感の分かれ目になるだろう。