RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

羅豚 本店@新橋:豚しゃぶ

建前としては【銀座】だが、やっぱり、
此処は【新橋】でしょ。
なんたって【日航ホテル】の地下だもの。

総席数が百二十と、かなり広い店内だが、
19時少し過ぎの入店時には、ほぼ満員。

中を見渡して、なぁるほどと、頷く。
同伴の御姐さん達で、ごった返しているわけだ。
でも、20時半~21時になれば、
汐が引くように、さ~っといなくなるのも、
場所柄と言うものだろう。

ただ、客が一時に集中すれば、その分オーダーが滞るわけで、
こちらの不満は鬱積するわなぁ。


目当ては《豚しゃぶ》ではあるが、
ビールをぐいぐい呑みつつ、
「4,800円コース」をオーダーする。
内容は・・・・、

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《前菜》
玉子豆腐・菜の花/ホタル烏賊/クラゲ
玉子豆腐の形状が面白い。
一瞬、出汁巻きかと思った。

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《羅豚サラダ》
これが絶品。えぐくないホウレン草。
エノキも含め火が通っていないのだが、
それを感じさせない。
深みのある味のドレッシングが
また素晴しい。めっけもの。

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《造り 鮮魚三点盛り》
鮪/縞鰺/タイラギ

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《焼物 鰆諸味焼》
鰆の焼き加減はイマイチ。
諸味味噌はちょっぴりスパイシー。
付け合せは、出汁巻き玉子だが、これは市販品かな。

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《煮物 海老芋 菜ノ花》
筍と麩。左奥に見える茶色い物体は、
何と蛸の足の吸盤。
一瞬、烏賊かと思ったが、味と食感が
微妙に異なる。初めて食べた。

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《黒豚しゃぶしゃぶ そばつゆ仕立》
くたっとなった葱を豚肉で包んで食す。
上々の味。
豚肉の部位は二種。
味の変化を楽しめる。

《玄そば》
生蕎麦を煮込む。
次第に茹で汁の粘度が高くなって来る。
蕎麦湯の様に、つゆに入れて飲んで見る。
カラダが温まるなぁ。

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《デザート》
これは、〆にピッタリの
甘味も強く、重い一品。

肉や葱を繰り返しお代わりするも、
つけダレが
《そばつゆ》《胡麻》《ポン酢》と複数種。
加えて、ラー油や大蒜を加えながら食せば、
飽きずに幾らでも食べられてしまう。

で、結局お腹一杯になった時には、
相当量呑んだビールも含め、
お代は一人あたり限りなく一万円に近くなる。
あ、そう言えば、〆の《そば》も
お代わりしたんだった。

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「らぶ」と読ませるらしい。
「Hanakao」の銀座特集でも紹介されていた。
総じて高目の水準ながら、
時として劣るものはある。
週末の「食べ放題」は、確かに魅力的だが・・・・。