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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 紀和@恵比寿 2011年2月18日(金)

【西口ロータリー】の先に見える【ケンタッキー】の脇の道に入り
50mほど。
左手に狭い間口の店が見えてくる。

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隣は〔蕎麦〕の有名店『なゝ樹』。


席はL字型のカウンターが九席程度。

13時過ぎの入店で、先客はゼロ。
その後も来客は一人きり。


入ってすぐ左側にある券売機で食券を買う。

食したのは、正油つけ麺+各種大盛。
値段は700+100で800円。
味は三種類ほど表示されていたが、
通常であれば一番左側がオススメであろうと、
そのボタンを押す。

店内の目立つ処に『浅草開化楼』の麺箱が置いてある。

まず、具が出され、次ぎにつけ汁、そして麺、
最後に紅茶ポットに入った割りスープと、
一つずつ順に出されていく。
面白い。店主一人で切り回すとなると、
このやり方がベストなのだろう。


麺は細縮れ。
通常のラーメン用と同じ麺と思われる。
しかし、何玉使っているのだろう。かなりの分量だ。
十分にお腹が膨れる。
鼻を寄せると、麦の良い香り。
茹で加減は軟らかめ。
噛み切る時にも、あまりコシは感じない。
喉越しは良し。
多量の刻み海苔が振られている。

つけ汁は動物系+醤油。
さっぱりと、かなりサラサラ。
かなりの酸味を感じる。
麺との絡みはあまり良くないので、
どっぷりと浸して頂く。
濃厚系の味に慣れいると、若干物足りないか。


具は、チャーシュー、メンマ、味玉半分、鳴門。

チャーシューはバラ巻き。かなり薄め。
大人の掌大が一枚。
一口に頬張ると、まずまずの味わい。

メンマは濃い色。軟らかめ。
特色のある処理は施されていない。

玉子は濃い黄身が程好く蕩けるも、
味付けはあまり感じない。


白濁した粘度のある割りスープを注ぐと、
おお、魚介と柑橘系が薫る。
この方面で攻めた方が、
良くないか?


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
極めてオーソドックスな、動物系の醤油味。
逆に、訴求ポイントが弱いとも言えるが。
でも、この価格で、この内容は立派。