『小池いずみ』の〔tenseⅦ〕〔tenseⅧ〕が素晴しい。
「点つなぎ」の様に、大まかなカタチに釘が打たれている。
釘と釘の間に毛糸を多重に通すことで、
人物の造形が現われる。
勿論、その面立ちも好ましいのだが、
毛糸の色を上手く繋ぎ合わせることで表出する
厚みの軟らかさに感じるものがある。
「点つなぎ」の様に、大まかなカタチに釘が打たれている。
釘と釘の間に毛糸を多重に通すことで、
人物の造形が現われる。
勿論、その面立ちも好ましいのだが、
毛糸の色を上手く繋ぎ合わせることで表出する
厚みの軟らかさに感じるものがある。
『齋藤はるか』の〔全自動願具「般若心経」〕
には笑わせて貰った。
「ミニ四駆」の走行音が、「般若心経」を唱えている様に聞こえる。
会場内には小さな8の字のコースも設営され、
お布施(百円)で乾電池を頂けば、
実際に走らせることもできる。
には笑わせて貰った。
「ミニ四駆」の走行音が、「般若心経」を唱えている様に聞こえる。
会場内には小さな8の字のコースも設営され、
お布施(百円)で乾電池を頂けば、
実際に走らせることもできる。
『西川祥子』の
〔触れられたくないところに触れられそうになって不機嫌になる〕は
彫塑作品。
横たわりながら片膝をゆるく立てた女性が、
「Security blanket」を手で押さえ、包まっている。
その質感の表現が感動モノ。
〔触れられたくないところに触れられそうになって不機嫌になる〕は
彫塑作品。
横たわりながら片膝をゆるく立てた女性が、
「Security blanket」を手で押さえ、包まっている。
その質感の表現が感動モノ。
『佐藤ゆかり』の〔おきもち代理人〕は
カルタ大のカードに多種多様な文物のイラスト共に、
それらが発する「コトバ」が描かれている。
~「今宵貴女をほんのりさせたい」byワイン~
みたいな(すいません、適当なフレーズを作っちゃいました)。
各々が発する台詞が妙にピッタリ来るんだな。
カルタ大のカードに多種多様な文物のイラスト共に、
それらが発する「コトバ」が描かれている。
~「今宵貴女をほんのりさせたい」byワイン~
みたいな(すいません、適当なフレーズを作っちゃいました)。
各々が発する台詞が妙にピッタリ来るんだな。
『奥田麻未夜』の〔華面〕は女性の顔と髪を
大胆にペインティングの様な化粧を施した写真群。
多分、CGではなく、実際に塗っていると思うんだけど・・・・。
大胆にペインティングの様な化粧を施した写真群。
多分、CGではなく、実際に塗っていると思うんだけど・・・・。
『長瀬由夏』の〔実感のない世界〕は服や傘といった身の回りの
モノたちをリベットの穴を開ける様な道具で、
満遍なく打ち抜いたもの。
でも、これ、百科事典での前例があるからなぁ。
モノたちをリベットの穴を開ける様な道具で、
満遍なく打ち抜いたもの。
でも、これ、百科事典での前例があるからなぁ。
全階で展開されると、流石に観るのも一苦労。
映像作品は飛ばしても、ゆうに一時間強はかかるものな。
いや、勿論、嬉しい悲鳴なんだけどね。
映像作品は飛ばしても、ゆうに一時間強はかかるものな。
いや、勿論、嬉しい悲鳴なんだけどね。