RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

北海道料理 炉ばた@新橋 和風居酒屋

もう随分と前からある北海道料理の店。
「炉ばた」と冠しているものの、
現時点では炉は名残しかない。

が、通常、《おでん》が煮込まれているその場所では、
週に二日、寄席が開かれる。


訪問したのが運良く火曜日だったので、
19時と21時の二回、噺を聞くことができた。

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高座に上がったのは『三遊亭楽松』師匠。
〔一人酒盛〕~19時の回
と〔芋俵〕~21時の回、の二題。
21時の回では「艶」のオマケつき。

笑いながら呑む酒と食べ物は、
一層美味く感じるから不思議なもの。

で、肝心の料理はと言うと・・・・。

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《鰈の丸揚げ》《鰤カマ焼》
何れも少々小さいが、鰈は身がほっこりと、
鰤は脂の乗りが抜群。

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《肉じゃが》《氷下魚丸干し》~二人前
芋はホクホクと美味しい。
氷下魚は骨離れが良く、綺麗に食べられる。
干してあるので、その分、旨味も凝縮されている。

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《おでん》《男爵いも
おでんは薄味。具材が全て大きいのが嬉しい。
ジャガイモも大振り。

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〆は《鴨鍋》。これで二人前。
ちなみに、一人前2,420円。
兎に角、たっぷりの鴨が嬉しい。
この下には、極太のコシが強い饂飩が
仕込まれている。
大量の野菜と、脂の乗った鴨肉、
その旨味が十分に溶けた出汁で食す饂飩。
いや、もう素晴しい、値段分の価値は十分にある。


で、まあ、三人で幾ら払ったかと言うと、
計三万!!!
通常平均の四千円を大きく越えているのは、
3,500の酒を三本も空けたから。
それ以外にもビールは呑むは、
上記以外にも散々食い倒すはで。

でも、不思議と高い気はしなかったな。
一品あたりの量が、もう少々多ければ、
更に言うことナシだが。