同じような考えの人が多いのか、
館内はサラリーマンやOLの姿をかなり見る。
自分としては、こんな早い時間に会社を出るのは、
半年一回あるかないかだけどなぁ。
館内はサラリーマンやOLの姿をかなり見る。
自分としては、こんな早い時間に会社を出るのは、
半年一回あるかないかだけどなぁ。
席数369の【SCREEN2】は七割がたの入り。
前述の客層が圧倒的に多いのに加え、
外人さんの姿もちらほら見かける。
場所柄、だな。
前述の客層が圧倒的に多いのに加え、
外人さんの姿もちらほら見かける。
場所柄、だな。

係員の不手際で、危険物質を積載した機関車が暴走を始める。
たまたま近くに居たベテラン機関士『フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)』と
新米車掌『ウィル・コルソン(クリス・パイン)』が
それを停める為に動き出す。
たまたま近くに居たベテラン機関士『フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)』と
新米車掌『ウィル・コルソン(クリス・パイン)』が
それを停める為に動き出す。
オープニングで、
「これは事実をベースにしている」とのクレジットが入る。
邦画では「事実」と「泣ける」が最近の二大キーワードだが、
映画の真実には、それは何の関係も無いことが
本作を見れば良く判る。
「これは事実をベースにしている」とのクレジットが入る。
邦画では「事実」と「泣ける」が最近の二大キーワードだが、
映画の真実には、それは何の関係も無いことが
本作を見れば良く判る。
要は、「暴走列車を停める」というワンアイディでも、
これだけスリルに満ちた素晴しい作品が作れる。
実話であることは何の関係も無い。
これだけスリルに満ちた素晴しい作品が作れる。
実話であることは何の関係も無い。
機関士も車掌も、夫々家庭内で問題を抱えている。
が、それらの描写はそぎ落とされ、
可能な限りの最小限に抑えられている。
が、それらの描写はそぎ落とされ、
可能な限りの最小限に抑えられている。
最終的には、列車が停まることは判っているのだが、
そこまでの過程がスピード満点。
二転、三転と次々に新たな課題が浮かび上がり、
それが攻略される展開は緻密。
そこまでの過程がスピード満点。
二転、三転と次々に新たな課題が浮かび上がり、
それが攻略される展開は緻密。
列車が暴走するまでの経緯描写も
テンポ良く、加えて人物関係が
上手く把握できるように工夫されている。
テンポ良く、加えて人物関係が
上手く把握できるように工夫されている。
ハラハラドキドキさせ、洒落たジョークで笑わせ、
人間関係でほろりとさせ、最後は大団円。
僅か90分の中に、映画の醍醐味が全て詰まっている。
人間関係でほろりとさせ、最後は大団円。
僅か90分の中に、映画の醍醐味が全て詰まっている。