RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系ラーメン 魂心家@目黒 2010年12月24日(金)

【権ノ助坂】の右側を、ワシワシと降って行く。
目指すのは、10月末にオープンした新店。

やがて見えてきた、その場所は・・・・、
かって『CHABUTON』があった処ではないか。

イメージ 1

店頭には、「家系最強。」といった
勇ましい文字が躍る。

中は]の字型のカウンター十三席。

13時半の入店で、先客は二だったのだが、
その後続々の来店で程無く満員に。

入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、横浜家系ネギつけ麺+味玉。
値段は800+100で900円。
カウンター越に食券を渡すと、
「つけ麺は少々時間がかかります」と言われ、
次いで《ライス》の用を聞かれる。
どうやら、無料で供されるらしい。

席に座ってカウンターに貼られているシールが目に付く。
「麺量は170gです」。げ、〔つけ麺〕も同量なら、
絶対少ない。かなり後悔する。

あと、{家系}恒例の、味と麺の調整についての声掛け
無かったな。
〔つけ麺〕には無いのか、それとも自分から言い出すのか、
でも店員さんから尋ねている場合もある様だし・・・・。

やがて、渡された麺を見て大失敗を悟る。
大盛の辛味ネギだ!
こ~ゆ~ことだったのね。


麺は中ストレート。
黄身掛かって、表面は艶々。
噛み切る時の弾力も心地良いし、コシもある。
しかし、一本一本が短めで量はかなり少ない。
丼の底には、水切り用の笊が敷かれている。

つけ汁は豚骨。
表面に透明な油の膜。
色は白っぽい。粘度は低。
如何にも{家系}ぽいが、この感じは
〔トンコツラーメン〕のそれに近い。
まずまず悪くない。
鹹さも抑え目。

中には、チャーシューとメンマ。

チャーシューは薄い短冊。量も少ない。

メンマは太い拍子木が三本。
色・味ともに薄めだが、食感は良い。
これは素晴しい。


玉子は中の黄身がどろりと流れ出す。
表面に薄い色。


そして問題の辛味ネギ。
モヤシも同じように赤い色を纏って鎮座している。
辛いことがダメなのに加え、食感が著しく悪くなるのが、
これを嫌う理由。ピンピン跳ねて、食べ難いったらありゃしない。
汁モノであれば、どっぷり漬し、軟らかく出来るが
〔つけ麺〕では、それも叶わない。

結局、つけ汁に入れつつ、そのまま食べきる。
思いの外辛くないのは助かった。

評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
選択を間違ったわけで、他のメニューは美味しいのかもしれない。
でも、この麺量とチャーシューには、相当不満。

あと、「開店記念で、完食後、丼をカウンター上に乗せてもらえば、
サービス券を差し上げる」旨の告知が貼ってあった。
全く、そのようにしたのだが、何の声掛けも無し。
どうやら〔つけ麺〕は対象外らしい。