RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

さぬきうどん 季節料理 高松@渋谷

【渋谷警察】裏にひっそりと佇む〔さぬきうどん〕の老舗。
店構えも年季が入っている。
中は意外なほど広い空間で、大人数の宴会ができる座敷もある。

我々の様に長っ尻の客、うどんをさっと掻き込んで出て行く客と、
客層も多様。

通常平均は四千円が「ぐるなび」上での表記だが、
我々が飲み食いすると、それの倍近い金額になるからなぁ。

久々に訪問すると、こんな貼り紙が目に付いた。
イメージ 1
へぇ、そうなんだ。全然気が付かなかったよ。

先ずは数品をつまんで、ビール・日本酒・焼酎等を嗜み、
最後には〔うどん〕でしめますかね、例によって。

イメージ 2
《瀬戸内直送!たこ刺し》750円
「明石の蛸」で店には出ている。
さっくりとした歯応えと、鼻に抜ける独特の香りが好ましい。
量もたっぷり。

イメージ 3
《もろきゅう》
胡瓜は瑞々しい。味噌は白と赤の丁度中間。
これも量が多い。季節の紅葉が添えてある。

イメージ 4
《厚揚げ》
丸ごと一枚が出される。
それにしても、この厚みはどうだろう。
表面はパリッと、中はしっとりと上等の豆腐だ。

イメージ 5
《竹輪天》
これも竹輪が太いので、口いっぱいに
熱々を頬張る。
付いている紅葉もちゃあんと揚がっているのは、洒落ているじゃあない。

イメージ 6
《鰤照り》
旬には少々早いか。それでも脂は十分に乗っている。
焼き加減や味付けも上々。大きさも嬉しい。

イメージ 7
《じゃことキャベツのサラダ》
これは意表を突くビジュアル。
さっと炒めて、少量の胡麻油と醤油を回し掛けた上に、
じゃこと刻んだ油揚げが乗っている。
初めて食すが、うまいなぁ。
簡単に出来そうだから、家でもやってみようか。
しんなりしたキャベツと、カリカリのじゃこの対比が良いな。

イメージ 8
《烏賊ゲソのピリカラ焼き》
程好く焼かれたゲソの上に、たっぷりの七味。
辛さが苦手でも、これなら食べられます。はい。

イメージ 9
《鶏唐揚げ》
これも揚げ加減が良好。油の切れも良い。
肉汁がじゅわっと、熱々で、病み付きになります。

そして〆は、
イメージ 10
《名物 高松うどんすき》2,600円
これで二人前。名に恥じない、豪華な具の揃い踏み。
何種類もの魚介・肉・野菜・茸・練り物。
うどんは下に敷かれ、これも量がたっぷり。
丁寧に取られた香り高い出汁でサラッと煮込み、
熱々を食せば、本年の掉尾を飾るに相応しい、
カラダもココロもほかほかに。
加えて、太めでコシのあるうどんがまた素晴しい。
ちるちると啜れば、妙なる口福。
もっちりと、芯にはコシで本当に良いんだ。
で、結局、追加でうどん(断じて、饂飩の表記は当たらない)を
二人前。これもぺろりとたいらげる。


で、御代の方は、三人で1.8万円ちょい。
一人当たり六千円強は、全然高いと思わない。
量・質共に充実だもの。