RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つけ麺 宗庵@水道橋 2010年11月10日(水)

【水道橋】駅西口に出たら【神保町】方面に左折。
道なりに20mほど進んだ左手。
『とんこつらーめん 博多風龍』隣り。

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【千葉】【東京】を中心に、異ブランドを含め
計七店を展開するチェーン。


席はL字型のカウンターが十席。
特徴的なのは、各席にIHヒーターが完備されていることだろうか。

珍しく、夜の遅い時間、22時の入店。
しかし店内は、近隣の学生で、半分方埋まっている。


軒先にある券売機で食券を買う。

食したのは、鶏つけ麺味玉。
値段は820円。
大盛りも同料金で、食券を渡す時にお願いするのだが、
時間を考慮し、普通盛りで我慢する。


麺はやや平たい中細ストレート。
黄みがかって麦の良い香りがする。
表面は艶々。
しこっとして喉越しも良い。
適度にコシもある。
量は予想通り多くない。昼間であれば不満が残るだろう。
器の底には、水切り用の笊が敷かれている。

つけ汁は塩。
表面に背脂の白い粒が浮かぶ。
コクはあるものの、しかしかなり鹹い。
全部飲んだら、後で喉渇くぞ(いや、飲んじゃうんだけどね)。
一方で、感じの良い甘味。
葱と一緒に黒いものが浮遊しているが、
これは若布。何とも珍しい。

サーブの順は、つけ汁が出され、次ぎに麺。
つけ汁はIHヒーターの上に置かれ、
店員さんがスイッチを押す。
「沸騰したら、保温か、電源を切って下さい」
激熱は苦手なので、適度なところで、OFFに。
恐る恐る底に触ると・・・・、「あち!」
これじゃあ、持ち上げられないなぁ。


つけ汁の容器を下に置いたまま食べるのは、
犬食いみたいで美しく無いと、
個人的には思っている。

なので、必ず(容器を)持ち上げるのだが、
高台が付いてなかったり、
量が多く重かったリすると、
かなり難渋するんだよね。
良い塩梅のものには、中々行き当たらない。


さて、
中には、チャーシューと、メンマ。

チャーシューはバラの乱角が四個程度。
軟らかく煮あがっている。

メンマは異なる部位が二種。
やや細で軟らかいもの。
平たく繊維が口に当たるもの。
何れも色は薄いながら、濃い味付け。

玉子は黄味の芯のみトロトロ。
表面に色は付いていないが、
中にはしっかり鹹めの出汁が染みている。


つけ汁がかなり余ったので、カウンターに置かれている
ポットの割りスープを注ぐ。

かなり、強い鶏ガラの味。
しかし、元々の鹹さは、治まらない。

評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
このつけ汁は、幾らなんでも鹹過ぎと思う。