参加ディレクターも前回よりは女性が多いようにも見えるが
気のせいだろうか。
それもあってか、好みの作品は圧倒的に本日の方が多かった。
気のせいだろうか。
それもあってか、好みの作品は圧倒的に本日の方が多かった。
『ギャラリー・ショアウッド』の『横井誠二』は
点数は少ないながらも、いきなり『山科理絵』を持って来、
残る二人『大竹彩奈』『乃美由』の何れも端整な描写がまるっきり好み。
点数は少ないながらも、いきなり『山科理絵』を持って来、
残る二人『大竹彩奈』『乃美由』の何れも端整な描写がまるっきり好み。
『ギャラリー空』の『沼尾久美子』が展示した『加藤苑』は
おそらく初見では無い筈だが、記憶に無いことが頗る残念なほど、
すっきりとした線を重ねることで多様な意味と、
それに見合ったタイトルを結びつける手管にくらっとする。
おそらく初見では無い筈だが、記憶に無いことが頗る残念なほど、
すっきりとした線を重ねることで多様な意味と、
それに見合ったタイトルを結びつける手管にくらっとする。
『スタンディングパインキューブ』@名古屋の『立松武』が出した『犬養真弓』。
髪の長い女性の頭部だけが、画面一杯に描かれる。
(洋画のはずなのに)日本画を思わせる淡い描写。
しかし、念の篭ったその面立ちは、一つ間違えば薄気味悪くもあり、
紙一重の処で踏みとどまっている危うさ。
髪の長い女性の頭部だけが、画面一杯に描かれる。
(洋画のはずなのに)日本画を思わせる淡い描写。
しかし、念の篭ったその面立ちは、一つ間違えば薄気味悪くもあり、
紙一重の処で踏みとどまっている危うさ。
『マリア書房』@京都の『高野明子』。
『楠堂葵』と『亀井潤』を展示。
特に前者は水彩の特性を生かした淡い極彩色の描写が
漆黒の背景の前で踊りながら、
しかしえも言えぬ静謐さが漂う独特の世界。
使っている紙の質感も含め、もろ好みなのだが、
お値段もかなり張るんだなぁ、これが。
『楠堂葵』と『亀井潤』を展示。
特に前者は水彩の特性を生かした淡い極彩色の描写が
漆黒の背景の前で踊りながら、
しかしえも言えぬ静謐さが漂う独特の世界。
使っている紙の質感も含め、もろ好みなのだが、
お値段もかなり張るんだなぁ、これが。
そして、今回最大の収穫は
『新星堂』の『根本佳奈』が繰り出した『鶴友那』。
兎に角、描かれている女性の顔立ちが全て好ましい上に、
背景に物語性を感じるシチュエーション。
その確実な描写力も含め、ソッコーで惚れてしまいました。
調べて見ると、本年7月にも都内で個展が有った由。
知らずに居たことが、返す返すも残念。
『新星堂』の『根本佳奈』が繰り出した『鶴友那』。
兎に角、描かれている女性の顔立ちが全て好ましい上に、
背景に物語性を感じるシチュエーション。
その確実な描写力も含め、ソッコーで惚れてしまいました。
調べて見ると、本年7月にも都内で個展が有った由。
知らずに居たことが、返す返すも残念。
しかし、これで又、情報を漁り、ギャラリー巡りをする価値のある
作家さんのリストが増えたのは、全くの幸せ。
ま、作品購入しないで、ポストカードや画集で止まっているのは、
つくづく申し訳無いけど・・・・。
作家さんのリストが増えたのは、全くの幸せ。
ま、作品購入しないで、ポストカードや画集で止まっているのは、
つくづく申し訳無いけど・・・・。