RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ULTRA003@スパイラルガーデン 2010年10月30日(土)

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今年は、
「オクトーバー・サイド」と「ノヴェンバー・サイド」の二回に分けて
実施の“ULTRA”
各30名、総勢60名のディレクターが結集する、
至極豪華なイベントなのだが、
何故か日曜日(31日)が会期に入っていないため、
台風も近づき、風雨も強まる中行って来た。

ではあるものの、会場内は中々の盛況。
ただ、関係者よりも若干観覧者の方が多いのではないか、
くらいの感触。

入り口で、気に入ったギャラリーの展示NOを記入する
投票用紙を渡される。


先ずは、四人娘(?)を揃えた、
『GALLERY IDF』の『竹松千華』。
四者四様の表現は観ていて楽しいし、
特に『麻生志保』の描く女性の面立ちが、
著しく好ましい。
また、『このみ愛子』の半面が隠れている人物像も、
あまり濃密な表現では無いが、その端整さが
観ていて嬉しくなる。

そして八人のアーティストを展開して見せた、
『ex-chamber museum』の『幕内政治』。
『林原章矩』の作品は硬質な骨と軟らかい女性が融合している
乾いた妖しさが漂う。
逆に『坂根輝美』はぬめっとしたおどろおどろしさが迫り、
これはこれでツボ。
『須賀悠介』の木彫りは、
鉄球が当たってめり込んだ壁を、そのまま木上に再現した
超絶技巧。
『小野哲也』の作品は〔ぼくらの〕(漫画です。念のため)の
「ジアース」を再現したような造形。
で、何れも粒揃い。


こうなると、11月の後半部も、
至極楽しみ。
待ち遠しい。