RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 神保町 可以@神保町 2010年9月25日(土)

【神保町交差点】を【水道橋】方面に向かい、最初の角を左折。
50mほど行った左手にあるのだが、入り口が、ビルの奥まった所にあるので、
「らーめん」の幟が無いと、見過ごしてしまいそうだ。

イメージ 1

席はL字型のカウンターが十二席程度。

13時過ぎの入店で、先客は一人だけ。
その後も来客は無し。うむう。
首都圏のラーメン好きは皆、「大つけ麺博」@浜松町
に行っているんだろうか?


入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、薫玉醤油つけめん。
値段は900円。本来であれば、勿論、大盛なのだが、
手元不如意に付き、今日は我慢。
ちなみに大盛は+150円。

麺は中細ストレート。
かなり白色。
トンコツラーメン用の麺を、多少太くした様な印象。
表面は滑らかで、芯にはコシ。啜り易い。
量もそこそこある。

つけ汁は濃厚豚骨。
粘度が高い琥珀色。
良い香りがぷ~~んと、漂って来る。
一口啜ると、おおっ!スパイシーな辛味が伝わる。
これは気をつけないと、咽てしまうぞ。
量も多いので、麺をたっぷりと漬して頂く。


中には、チャーシュー、メンマ、味玉。

チャーシューはバラブロックの四面を香ばしく炙ったものを、
厚めに切り出してある。
表面の甘辛い味わいが、中々のアクセント。
肉自体は軟らかい。

メンマは穂先。
軟らかいのは勿論だが、かなり濃い色と味付け。
穂先をこれ程濃く煮込んでいるのは、初めて見た。

玉子はかなり硬めの茹で加減。
表面の色は燻製により付いた部分も大きいだろう。
ほぼ黄身まで固まっているが、
口に含むと艶やかな香りが広がって、
これは+150円の価値あり。

最後に、スープ割をお願いすると、
蓮華を添えて供されるのだが、
あれ、濃度があまり変わっていないぞ。

しかも、味・香り、共に甲殻類のそれを感じるんだが・・・・。
気のせいかなぁ?
何れにしろ、味の複雑さが増し、美味くなっているのは確か。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

新店や、居抜きの店変わりが林立する神保町界隈だが、
長蛇の列は『二郎』の独り勝ちな雰囲気だなぁ。