直近一年半に、劇場や有料放送で観た、
『堤 監督』作品の個人的な評価(五点満点)。
年度は公開年。
『堤 監督』作品の個人的な評価(五点満点)。
年度は公開年。
恋愛寫眞 2003年 ☆☆
トリック 劇場版2 2006年 ☆☆
包帯クラブ 2007年 ☆☆☆
20世紀少年<第1章> 2009年 ☆☆☆☆
20世紀少年<第2章> 2009年 ☆☆☆
20世紀少年<第3章> 2009年 ☆☆☆
トリック 劇場版2 2006年 ☆☆
包帯クラブ 2007年 ☆☆☆
20世紀少年<第1章> 2009年 ☆☆☆☆
20世紀少年<第2章> 2009年 ☆☆☆
20世紀少年<第3章> 2009年 ☆☆☆
原作がある作品が殆んどに加えて、どうもムラがある。
で、本作はというと、これがかなり上々の出来。
で、本作はというと、これがかなり上々の出来。
定員130の【シアター2】は、あっさり満員。
当代のイケメンを複数揃えた出演陣から、事前の予想では、
若い女性の集団が多いと踏んでいたのだが、とんでもない。
親子連れ、カップルと、客層は多彩(お年寄りはいなかったが)。
当代のイケメンを複数揃えた出演陣から、事前の予想では、
若い女性の集団が多いと踏んでいたのだが、とんでもない。
親子連れ、カップルと、客層は多彩(お年寄りはいなかったが)。
一方、『竜介』は、NY時代の友人『エディ』との約束を果たすため、
才能のある友人を集めバンドを結成しようとしていた。
才能のある友人を集めバンドを結成しようとしていた。
そのバンド、BECKに『幸雄』と彼の友人『桜井裕志(中村蒼)』も加わり、
ライブハウス~CDリリースと、次第に活動は広がって行く。
しかし、『幸雄』は、実は、類希なボーカルセンスとヴォイスの持ち主だった。
彼がボーカルを執ったことでBECKは更に飛躍する。
ライブハウス~CDリリースと、次第に活動は広がって行く。
しかし、『幸雄』は、実は、類希なボーカルセンスとヴォイスの持ち主だった。
彼がボーカルを執ったことでBECKは更に飛躍する。
二時間半を超える長尺ながら無駄なシーンが全く無い。
それ程、密度が詰まった映像と脚本。
加えて姿勢(何がしたいのか)がはっきりとして
破綻することが無い。
何れも、同監督にとっては珍しいこと。
それ程、密度が詰まった映像と脚本。
加えて姿勢(何がしたいのか)がはっきりとして
破綻することが無い。
何れも、同監督にとっては珍しいこと。
友情があって、諍いがあって、和解がある。
愛があり、別離がある。
挫折があり、成功がある。
青春の全ての要素が詰まっている。
愛があり、別離がある。
挫折があり、成功がある。
青春の全ての要素が詰まっている。
また、おそらく(原作を読んでいないので不確かだが)、
監督は原作のコマ割りを、そのまま映像に置き換える試みをしたのではないか?
特に前半部はその傾向が顕著に見える。
功罪半ばだけれど、その方針は買う
(逆のパターンに『天然コケッコー(くらもちふさこ/山下敦弘』がある)。
監督は原作のコマ割りを、そのまま映像に置き換える試みをしたのではないか?
特に前半部はその傾向が顕著に見える。
功罪半ばだけれど、その方針は買う
(逆のパターンに『天然コケッコー(くらもちふさこ/山下敦弘』がある)。
『堤 監督』の快心作、と言って置こうか。
最後になったが、『水嶋ヒロ』は英語の科白の時の方が役者らしいけどな。