桐島洋子 骨董物語＠ポーラ ミュージアム アネックス 2010年8月22日（日）

本日が会期の最終日。
その割には、さほど混雑はしていない。
客層は、中年女性の二人連れが多いか。

「骨董」といっても、ほぼほぼ
西洋と中国の生活雑器。

しかし壁面一杯に設えた硝子の棚に収められたグラス類は、
「ガレ」有り、「ラリック」あり、と絢爛。
観ているだけで溜息が出る。

中国関連では、「染付け」「赤絵」が大量に展示され、
中でも『愛新覚羅』家から流れたという食器棚や皿には、
五本爪の龍が描かれているものもあり、
往時の栄華が偲ばれる。

一度でいいから、こうした逸品に囲まれた生活をおくってみたいものだと
思いつつも、目とココロを奪われて、他のコトに気が回らなくなるだろうし、
こういった繊細な品を扱うには、常に細心の注意を払わねばならぬと、
それだけで気疲れしてしまいそうだ。

ああ、つくづく、ちっちゃいなぁ～。自分。