2010-08-18 ロストジェネレーション 僕たちのわすれもの@Bunkamura Gallery 2010年8月15日(日) 美術 #その他芸術、アート 若手六人の作品展。 とはいっても、名前や経歴や作品は、最早其処彼処で、目にし耳にする人達ばかりだろう。 また、今回集められたのは、何れも「リアル」な描写をする人達。 中でも『山田啓貴』の油彩・テンペラは、 日常のありふれた物品をスーパーリアルに描写し、 気の利いたタイトル共々、かなり好ましい一群だ。 しかし、それにしても『興梠優護』の、この変容ぶりは何としたことだろう。 画廊の人は「Smoke」シリーズと発語していたが、 以前の濃密な、ねっとりとした描写は、さっぱりと消えうせてしまった。 これは、進化なのか? セクション毎に別れた展示は、その履歴も掲示され、加えて 画家本人による解説もあり、甚だ、丁寧で観易い。