一般の入場料は千円だが、350円で購入済み。
売価からして、たいした混雑ではないだろうと踏んでいたら、
場内の入りはかなりのもの。
成る程、「お茶」関連は、まま、こういったことがある。
弟子の弟子の弟子の弟子といった係累の人達が、
数多足を運ぶのだな。
展示品の半数以上は本人の作。
さらっと流して通る。
さらっと流して通る。
美しく澄んだ淡い青は緑との丁度中間、本当に薄い造りで、
花びらを連想させる。
観ていると吸い込まれそうだ。
溜息が「ほうっ」と出る。
花びらを連想させる。
観ていると吸い込まれそうだ。
溜息が「ほうっ」と出る。
しゃがんで下から見上げれば、銘の由来となった鎹が、
黒細長く椀の脇に取り付いている。
しかし、この薄い磁器に、これを打ち込むことも
相当の技量だろう。
黒細長く椀の脇に取り付いている。
しかし、この薄い磁器に、これを打ち込むことも
相当の技量だろう。
多くの人は本作をするっと通り過ぎて行くようだ。
勿体無いぞ。このためだけに来る価値はある。
勿体無いぞ。このためだけに来る価値はある。