あじゃあじゃ：鄙には稀な

外見はこんな感じ。店名も意味不明だし、場所も場所だし、
全然期待していなかったのだ。

中は、窓に向いたカウンターと、テーブルが数卓で、
計二十人以上は入店可能か。

１２時半頃で、店内は、ほぼ半分の入り。
その後も三々五々来客あり。

入り口右手にある券売機で食券を買う。

食したのは、しょうゆチャーシュー+替え玉（！）
値段は800+150で９５０円。

カウンター越しに食券を渡し、
呼ばれたら取りに行く、セルフサービス。
勿論、食後の丼類もカウンター迄持って行く。

ややあって出されたのがこれ。
なんとも美しいビジュアル。
加えて良い香り。

麺は細縮れ。乾麺を茹でた様な食感だが、
紛れも無く生麺。なんとも懐かしい感じ。
でも「かんすい」の香りは無い。
コシがあり、表面も滑らかで、ツルツル頂ける。
ちなみに、味が《こってり》になると、
太麺になるみたい。
量もそこそこある。

スープは動物系+魚介系。美しく澄んでいる。
非常にあっさりしているが、深みがある。
醤油の尖りも無い穏やかな味。
一口啜ると、思わず「ふは～」と声が出る。

チャーシューはバラ巻き。
大人の掌大が四枚。厚みもあるし、軟らかい。
これはお徳だ～。

それ以外のトッピングは木耳と水菜のみ。

全体的に『本丸亭』に似ている。

《替え玉》はややあって別容器で供される。
これの量が多い。本来の分量より多いのではないか。

御蔭様で、お腹一杯。
スープも全て飲み干す。

次は、《こってり》を、その次は《塩》を、
《つけ麺》をと、順次試したくなる店。

帰り際、店先を見ると、こんな黒板が置かれていた。
さもありなん。