物語は看護士『中村浪子(夏川結衣)』の息子『中村弘平(成宮寛貴)』が
亡くなった彼女の日記を見つけるシーンから始まる。
と、同時にオープニングロールが静かに流れるのだが、
タイトルさえ「え、何時出たの?」と気付かぬ程、控えめに提示される。
このトーンが、以降の物語の流れを象徴する。
亡くなった彼女の日記を見つけるシーンから始まる。
と、同時にオープニングロールが静かに流れるのだが、
タイトルさえ「え、何時出たの?」と気付かぬ程、控えめに提示される。
このトーンが、以降の物語の流れを象徴する。
辺地医療に情熱を燃やす無私で朴訥な医師を『堤真一』は見事に演じる。
手術で患部を見つめる目、メス捌き、共に素晴しい。
ところで、チラシの『堤真一』、〔白い虚塔〕の『田宮二郎』に似てるよね。
意識しているのかしら。
仄かに彼を慕う『夏川結衣』の抑えた演技も同様。
手術で患部を見つめる目、メス捌き、共に素晴しい。
ところで、チラシの『堤真一』、〔白い虚塔〕の『田宮二郎』に似てるよね。
意識しているのかしら。
仄かに彼を慕う『夏川結衣』の抑えた演技も同様。
リアルな手術シーンもそうだが、どっしり構えて動かないカメラが、
極端な盛り上がりには欠けるが、ドラマ部分とのメリハリをつけて出色。
極端な盛り上がりには欠けるが、ドラマ部分とのメリハリをつけて出色。