RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

狸穴@池袋 2010年6月4日(金)

明治通り】を【東池袋】方面に、【豊島区役所】の角を右折すれば
左手に見えて来る。

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11時ちょい過ぎの入店で、先客は三人。
が、続々と来客があり、五分程度で満員に。
外にも列ができる。
良かった、早めに稼働して。たいした繁盛ぶりだ。

席はコの字型のカウンターが十二席。

全体に、仕事ぶりは丁寧だが、その分、供されるまでの時間が掛かるようだ。

入ってすぐ左側にある券売機で食券を買う。

食したのは、特製つけ麺大盛。
値段は980円。並・大・特と、盛りは同料金。

麺は茶色かかった中ストレート。
麦の香りがし、表面は柔かく、もっちりとしている。
断面は正方形。するすると頂ける
同料金にしてはまずまずの量。十分にお腹が膨れた。

つけ汁は豚骨魚介。粘度がかなり高く、麺によく絡む。
それでも量が十分なので、最後まで足りなくなる心配は無い。
尖りの無い、落ち着いた味。
魚粉も粒子が細かく、滑らかな口当たり。
そして、若干ではあるがスパイシーな味。
喩えて言うと、カレーを極少量入れた様な。
気のせいかなぁ。


中には、チャーシュー、メンマ、味玉、鳴門。

チャーシューは花札大のバラ肉が二枚と、乱角が三つ。
特に、バラは軟らかいけど、多少の厚みもあり、なかなか。

メンマは薄色、味も控えめ。
軟らかいし、繊維のゴリゴリ感も無く上々。

玉子は黄味の芯のみトロトロ。
濃い味付けが染みて、これはビールのつまみにぴったりだろう。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

暖簾にあるように、この店には《つけ蕎麦》もあるようで、
かなりの人がオーダーしていた。
勿論、『港屋』の「インスパイア」なり「リスペクト」なのだろう。
量も多いし、美味そうだった。